霞が関異界対策室アーカイブ ~日本国憲法第666条・対怪異条項~

ジョウジ

第1話:国土交通省・国道補修課の憂鬱(エンジンカッターと龍脈)

1. 深夜の国道


 フロントガラスを叩く雨音が、俺の憂鬱な気分を加速させていた。深夜二時。山間部の国道◯号線。街灯ひとつない暗闇の中、俺――安達遊馬あだち あすまあだち あすまは、国交省の公用車ハイエースの助手席で、小さくため息をついた。


 窓ガラスにぼんやりと映る自分の顔は、ひどく情けない。まだ糊の効いた真新しい作業着は、痩せ型の体には少しサイズが大きく、まるで服に着られているようだ。色素の薄い茶髪は雨の湿気でペタリと額に張り付き、黒縁眼鏡の奥にある瞳は、ここ最近の心労による慢性的な寝不足でどんよりと淀んでいる。


 どこにでもいそうな、気の弱そうな新入職員。それが俺だ。


「……はぁ。国家公務員になれば、定時で帰れて、安定した生活が待っていると思ってたのになぁ」


 入省式から、まだ一週間も経っていない。本来なら、霞が関の庁舎で研修を受けているはずの時期だ。それなのに、なぜ俺はこんな真夜中の山奥で、泥にまみれる準備をしているのだろう。


「おい新人。あくびしてんじゃねえぞ」


 運転席から、低いドスの効いた声が飛んでくる。  轟弦十朗とどろき げんじゅうろう。国道補修課の係長であり、俺の指導係だ。


 190センチ近い巨体は、狭い運転席には窮屈そうで、ハンドルを握る腕の筋肉が作業着の生地を悲鳴を上げさせている。


 無精髭に覆われた顎、深夜だというのに外さないティアドロップ型のサングラス。そして、そこから覗く眼光は、猛禽類のように鋭い。首元には古傷のような白い線が走り、着崩した襟元からは、銀色のドッグタグが覗いていた。


 どう見てもカタギには見えない風貌だが、これでも歴とした国家公務員である。


「す、すみません轟さん。でも、こんな時間に『道路の陥没調査』って……明日じゃダメなんですか? 交通量もほとんどないですし」


「バカ野郎。道路ってのはな、日本の血管なんだよ。血管が詰まったり破裂したりしてんのに、『明日でいいや』で済むわけねえだろ」


 轟さんはハンドルを握りながら、イライラした様子で無線機を掴んだ。さっきから、彼はどこかの部署と激しくやり合っている。


「おい水脈みお! テメェのとこの配管が腐ってんだろ! 湿気が異常なんだよ!現場に来て説明しやがれ!」


 相手は、国土交通省・水道局の『水脈みお』という人らしい。無線機からは、ノイズ混じりの、しかし氷のように冷徹な声が返ってくる。


『……うるさい。私の検知にミスはない。お前の脳みそがアスファルトで固まっているだけだ』


「あぁン!? 現場こっちは泥まみれなんだよ! 上水か下水か知らねえが、テメェの管轄だろ!」


『泥水をすするのはお前らの領分だ、ドブネズミ(道路局)。……ウチの管轄(水)は“死人の味がしない”と言っている。切るぞ』


 ブツッ、ツー、ツー……。  


 一方的に通信が切られる音が、車内に虚しく響いた。


「あ、おい! ……あの水浸しの陰湿野郎、切りやがった!」


 轟さんは舌打ちすると、無線機をダッシュボードに放り投げた。俺は思わず身を縮める。先輩たちの仲の悪さは、省内でも有名らしいが、ここまでとは。


「……チッ。だが、あの野郎が『味がしない』って言ったなら、水漏れじゃねえ」


 轟さんは、急に冷静な声で呟いた。その切り替えの早さに、俺は少し驚く。


「え? 水道管の破裂じゃないんですか?」


「ああ。水脈は性格は最悪だが、仕事だけは完璧だ。あいつら『黄泉監視係』は、毎日『死人の未練が溶けた水』を毒見して水質管理してるようなイカれた連中だ。あいつがシロだと言えば、間違いなくシロだ」


 ……えっ、何ですかその係。初耳なんですけど。  


 俺がツッコミを入れる間もなく、轟さんはタブレット端末を取り出し、慣れた手つきで画面を操作し始めた。


「気象庁のデータも『霊的気圧は安定』か……。天羽あもうの奴、相変わらずいい仕事しやがる。空が安全なら、俺たちは地面だけに集中できる」


 えっ、気象庁って霊の気圧も測ってるんですか? 天気予報のついでに除霊でもしてるんですか?


「総務省の電波測定もクリアだ。八木さんの『アナログ測定器』が反応してねえなら、電子呪詛の線もねえ」


 電子呪詛!? 総務省が呪いと戦ってるんですか!? 通信障害の原因ってまさか……。


「厚労省のパンデミック警報もなし……」


 パンデミックって、ウイルスの話ですよね? なんで道路工事でそんな心配を……。


 俺は、轟さんの口から次々と飛び出す物騒でオカルトな専門用語に、開いた口が塞がらなかった。  


 ここ、本当に日本の行政機関ですよね? ファンタジー小説の設定資料集じゃないですよね?俺は、自分がとんでもない場所に配属されてしまったのではないかという不安が、確信に変わりつつあった。


 だが轟さんは、そんな俺の困惑などお構いなしに、次々と他省庁のデータをチェックしていく。その表情は、ただの粗暴な現場作業員のものではない。あらゆる可能性を消去法で潰していく、熟練の技術者のそれだった。


「……よし。全ての部署が『異常なし』だ。つまり、消去法で……こいつは純粋な物理的怪異(ウチの案件)ってことだ」


 轟さんは、ニヤリと凶悪な笑みを浮かべた。俺は、嫌な予感しかしない。


「やっぱり貧乏くじはウチかよ。……準備するぞ、新人。カッパ着ろ」


 2. 現場検証


 車を降りると、そこは酷い有様だった。アスファルトが内側から突き上げられたようにひび割れ、そこから異様な湿気と、生温かい風が噴き出している。普通の陥没事故ではないことは、素人の俺でも分かった。


「うわ、臭っ……。なんか、ガス漏れみたいですね」


「吸い込むなよ。肺が腐るぞ」


 轟さんは平然と煙草に火をつけながら、パイロン(三角コーン)を並べ始めた。  俺も慌てて誘導灯を振るが、こんな時間に車なんて通るはずもない。


「安達。お前、なんか感じるか?」


「え? 何をです?」


「気配だよ。……お前、自分がなんでウチ(国道補修課)に配属されたか、分かってねえのか?」


 轟さんの言葉に、俺は首をかしげる。俺は普通の採用試験を受けて、普通に合格したはずだ。ただ、昔から妙に「変なもの」に好かれる体質ではあったけれど。  野良犬によく追いかけられるとか、旅行に行くと必ず幽霊ホテルに当たるとか、そういう……。


 その時だった。足元の亀裂から、黒い煙のようなものが、シュウウウ……と音を立てて噴き出し始めた。その煙は、風に流されることもなく、まるで意思を持っているかのように、俺の足元にまとわりついてくる。


「うわっ!? なんですかこれ!」  


 俺はパニックになって足を振るうが、煙はヒルみたいに離れない。


「……やっぱりな。お前は『誘蛾灯』だ」  


 轟さんが、確信したように言った。


「怪異を引き寄せる特異体質バグ。それがお前の採用理由だ」


「はあ!? ちょ、聞いてないですよそんな話!」


「今言った。……来るぞ、新人! 離れろ!」


 轟さんの怒声と同時に、アスファルトが爆発した。轟音と共に、亀裂が大きく裂け、地底から「それ」が姿を現した。


 それは、巨大なムカデだった。いや、ただのムカデではない。全身が古びたコンクリートのような灰色の外殻で覆われ、無数の足の代わりに、錆びついた鉄骨のような棘が生えている。全長は優に10メートルはあるだろうか。


「……土地神の成れの果て、か」  


 轟さんが、吐き捨てるように言った。


「かつてはこの土地の神として祀られていたが、開発によって埋め立てられ、忘れ去られた……哀れなもんだな」


 いや、哀れむ前に逃げましょうよ! 相手は神様ですよ!? 祟りとか絶対あるやつじゃないですか! 公務員の仕事に神殺しは含まれてないはずです!


「ギシャアアアアアアアッ!」


 怪物は、金切り声を上げながら、その巨大な鎌首をもたげた。その、濁った赤い瞳が、真っ直ぐに俺を捉える。


「ひ、ヒグマですか!? い、いや、もっとデカい! 警察! 自衛隊を呼びましょう轟さん!」  


 俺は腰を抜かしそうになりながら、必死に轟さんの背中に隠れようとする。


 だが、轟さんは動じなかった。彼は、吸っていた煙草を携帯灰皿に押し込むと、車の荷台から「巨大な機械」を引きずり出した。


「警察の管轄外だ。……こいつは、公道を不法に占拠し、交通を阻害する障害物に過ぎねえ」


 轟さんが手にしたのは、両手で抱え込むようにして持つ、大型の土木用エンジンカッターだった。無骨なボディは使い込まれて塗装が剥げ、オイルと泥の臭いを漂わせている。巨大な円形の切断砥石には、安全カバーが半分だけかけられており、その隙間から凶悪なダイヤモンドカッターの刃が鈍い光を放っていた。


 だが、その刃には、びっしりと赤い塗料で「梵字ぼんじ」が刻まれており、エンジン部分には注連縄しめなわが巻かれている。


 なんで土木用機械に注連縄が巻いてあるんですか! 安全祈願のレベルを遥かに超えてますよ! しかもその梵字、絶対ただの塗料じゃないですよね!?


 ツッコミが追いつかない。この職場、支給品のクセが強すぎる。


「国道補修課の仕事だ。……『道路法違反』で、強制執行する」


 轟さんがスターターロープを引くと、呪術的な轟音と共に、エンジンカッターが唸りを上げた。


 音まで呪われてる! もう嫌だ、定時で帰りたい……!


 3. 強制執行


 爆音と共に回転を始めたダイヤモンドカッターの刃が、赤い火花を散らしている。  轟さんは、その凶悪な重機を軽々と構えると、くわえ煙草のまま俺に顎をしゃくった。


「おい新人! ぼっ立ちすんな! 奴はお前の『美味そうな魂』に釣られてる! 走れ!」


「え?」  


 俺は、自分の耳を疑った。


「だーかーら! 囮だよ! お前が引きつけて、俺が切る! シンプルな工程だろ!」


「えええええっ!? 嫌ですよ! 死にますって!」


「死にゃしねえよ! 労災降りるって言ったろ! ほら行けッ!」


 轟さんに背中を蹴飛ばされ、俺はアスファルトの上にたたらを踏んだ。その動きに反応して、ムカデ龍の巨大な頭が、ギチギチと音を立てて俺の方を向く。濁った赤い複眼が、完全に俺をロックオンしていた。


「ギャアアアアッ!」


「ひ、ひいいいっ!」


 俺は悲鳴を上げながら、深夜の国道を全力疾走した。背後から、アスファルトを砕きながら迫ってくる重低音が響く。振り返る余裕なんてない。ただ本能だけで、パイロンの間を縫うように逃げ回る。


 なんなんですかこの職場! ブラック企業どころの騒ぎじゃないですよ! 定時退社? デスクワーク? 全部嘘じゃないですか!


 俺が心の中で入省案内パンフレットを破り捨てている間にも、怪物の牙が俺の背中を掠める。生臭い風圧で、カッパが裂けた。


「轟さん! 早く! 早くしてください! 俺がミンチになります!」


「うるせえ! 位置が悪い! もっと右だ、車線変更しろ!」


 鬼だ。この上司、鬼だ。だが、俺に拒否権はない。俺は涙目で右車線へと飛び込む。ムカデ龍が、それを追って巨大な胴体をくねらせた、その瞬間。


 怪物の死角から、轟さんが飛び出した。


「――確保した予算(魔力)を充填……」


 轟さんのエンジンカッターが、ありえないほどの高音を奏で始める。刃に刻まれた梵字が、赤熱して輝きだす。それは単なる回転ノコギリではない。物理と呪術のハイブリッドによって対象を「断罪」する、処刑器具そのものだった。


「他所の部署に迷惑かけんじゃねえぞ! 越境汚染は始末書の枚数が増えるんだよぉッ!」


 轟さんの怒号と共に、回転刃がムカデ龍の硬い外殻に食い込んだ。


 ギャリリリリリリリリッ!!


 耳をつんざく切断音。火花と、黒い体液が噴水のように飛び散る。怪物が絶叫を上げるが、轟さんは止まらない。


「硬えな! だが、コンクリートよりはマシだ!」


 轟さんは全身の筋肉を隆起させ、さらにエンジンをふかす。呪術的な衝撃波が刃から放たれ、怪物の肉だけでなく、それを構成する「呪い」そのものを断ち切っていく。


「成仏しろ! 予算内でな!」


 ドォン!!  


 爆発のような音と共に、ムカデ龍の巨大な胴体が、真っ二つに両断された。


 4. 黒い引き継ぎ


 切断された怪物の体は、ドサリと地面に落ちると同時に、黒い霧となって霧散していった。後に残ったのは、アスファルトに刻まれた深い切り傷と、核となっていたらしい古びた「巻物」のような残骸だけ。


「……ふぅ。定時リミットギリギリだな」


 轟さんはエンジンカッターを止めると、何事もなかったかのように新しい煙草を取り出した。俺は、ガードレールにもたれかかって、ぜぇぜぇと荒い息を吐いている。


「い、生きてる……俺、生きてる……」


「おう、ご苦労。いい走りだったぞ」


 轟さんは俺の肩をバンと叩くと、車の荷台から即乾性の補修材を取り出した。  そして、手慣れた手つきでアスファルトの傷を埋め始めた。その手際の良さは、まさに熟練の道路作業員そのものだ。魔法のように道路が元通りになっていく。


 そこへ、一台の黒塗りのセダンが、音もなく滑り込んできた。現場の空気が、ピリリと変わる。


 後部座席から降りてきたのは、喪服のように漆黒のパンツスーツを着こなした、冷ややかな美女だった。切り揃えられた黒髪は雨の中でも一糸乱れず、陶器のように白い肌が、暗闇の中で浮き上がって見える。整いすぎた顔立ちは精巧なビスクドールのようだが、銀縁の眼鏡の奥にある瞳は、現場の惨状を見ても微動だにしない。むしろ、汚いものを見るような冷徹さを宿していた。


「……相変わらず、野蛮な処理ですね、道路屋さんは」


 彼女は、ヒールの音を響かせながら、まっすぐに轟さんの方へ歩み寄る。その手には、白い手袋がはめられていた。轟さんが、作業の手を止めて立ち上がり、その冷徹な美女を睨みつけた。


「遅えよ本の虫ブックワーム。テメェらが管理してる紙切れが逃げ出したせいで、こっちは残業確定なんだよ」


「周囲への被害拡大、騒音、そして貴重な『収蔵品(怪異)』の損壊。……少しは知性を身につけたらどうです? エンジンカッターで解決しない問題もあるのですよ」


 慇懃無礼な口調。だが、その言葉の裏には、明らかな敵意と侮蔑が含まれている。  轟さんは、さらに凄みを利かせて言い返した。


「うるせえ、インテリ女。現場の安全確保が最優先だ。……あとは任せたぞ。その『呪いの本』を素手で触れるのは、アンタら図書館の変人だけだ」


「(ため息)……“物理”で殴ることしか能がない野蛮人に、高尚な物語の管理は無理でしょうけど」


「……おい、ブツはそこだ。アスファルトで埋める前に拾え」


 轟さんが顎で指し示すと、美女は地面に落ちていた「巻物」を、特殊なトングを使って慎重に回収ケースへと収めた。その手つきは、まるで猛毒を扱う科学者のように繊細で、無駄がない。


 回収を終えると、彼女は轟さんを一瞥もしないまま、車へと戻ろうとした。  だが、ドアを閉める直前、彼女は振り返らずに、小声で呟いた。


「……生きていたようで何よりです。しぶといゴキブリ」


「へっ。テメェがくたばるまでは死ねねえよ」


 轟さんが、ニヤリと笑って煙を吐き出す。黒塗りのセダンは、静かに闇の中へと走り去っていった。


「……あの人、誰ですか? めちゃくちゃ怖かったんですけど」  


 俺が恐る恐る尋ねると、轟さんは肩をすくめた。


「図書館の魔女だ。関わらない方がいいぞ。あいつら、あんな呪物を毎日読んでて、よく発狂しねえな。……やっぱ、公務員なんてやるもんじゃねえよ」


 先輩、あなたも十分おかしいです……


 俺は心の中で深くツッコミを入れた。


 5. 完了報告


 東の空が白み始めた頃、現場の撤収作業が終わった。道路は完全に修復され、昨夜の激闘の痕跡はどこにもない。ただ、綺麗に舗装された国道が、朝日に照らされているだけだ。


 轟さんが、タブレット端末で報告書を作成し、送信ボタンを押す。


『件名:国道◯号線 陥没補修工事』

『原因:地盤沈下による自然劣化』

『処置:完了』


 たった数行。あんな命がけの戦いが、ただの「地盤沈下」として処理されていく。


「……先輩。僕たちの仕事って、本当に『道路補修』なんですか?」


 帰りの車内、俺はたまらず尋ねた。轟さんは、ハンドルを握りながら、フロントガラス越しの朝日を眩しそうに見つめた。


「ああ。日本の血流(龍脈)を直して、物流と日常を守る。立派なインフラ整備だろ?」


 彼は、少しだけ笑った気がした。


「さあ、帰って残業代の申請するぞ。ウチはブラックだが、残業代だけはきっちり出るからな」


「……はぁ」


 俺は深いため息をついて、シートに体を預けた。この職場、ブラックすぎる。命の危険と隣り合わせで、他部署とは仲が悪くて、報告書は嘘だらけ。でも。


 俺は、隣でハンドルを握る、無精髭の先輩の横顔をちらりと見た。誰も知らない真夜中の道路で、誰にも知られずに怪物を倒し、何事もなかったかのように日常を守る。その背中は、悔しいけれど、少しだけカッコよく見えてしまった。


 ……まあ、とりあえず、次の給料日までだけは、いてやりますか


 俺たちを乗せた公用車は、朝日に輝く国道を、東京(霞が関)に向かって走り出した。

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