タイトルや名前の一文字一文字に込められた意味。
舞台のモデルとなった土地や史実。
そして陰陽五行をもとに、キャラクターの能力や配色、関係性にまで張り巡らされた緻密な設計――。
読み進めるたびに、
「だから、この名前なのか」
「だから、この色なのか」
「だから、この人物たちはこう結びついているのか」
と、これまで物語の中で目にしてきた要素に、新たな意味が見えてきました。
名前、色、能力、関係性――そのすべてが緻密に考え抜かれ、ひとつの世界を形作っていることに圧倒されます。
さらに、それぞれの設定がキャラクターの生き方や宿命にまで深く関わり、物語に重厚さを与えているのも見事です。
そして、作者さまの幅広く深い知識と、それを物語の隅々にまで落とし込む構成力には、感服するばかりです。
これは本当に、無料で読ませていただいてよいものなのか……。
お金を払って拝見する資料なのでは、と思ってしまうほどの読み応えです。
『紅蓮の嚮後』を読んでいる方は、本編の見え方がより深く変わるはず。
そして、これから物語を書こうとしている方や、世界観や登場人物を丁寧に作り込みたい方にも、ぜひ読んでいただきたい設定資料集です。