プロローグ 伊狩家当主の戦い
「よくもやってくれたな・・・」
まだ日本が飛鳥時代だった頃にこの家系の初代当主が現れた。
その初代当主は他の村の者に家を焼かれ村を燃やされ仲間もほぼいなくなって
自分と幼馴染の2人で行動するようになった。その当主は新たな世界を作り出せる
ほどの力を持っていて刀と素手で自分の村を壊した人々に復讐をした。
その時に使われた刀は後に当主しか扱えない刀、華玄の刀呼ばれるようになる
「妾に任せるが良い」
二代目当主は平安時代にいた。
貴族の立場だったが仲間が争いに敗れ逃亡したところを追いかけてきた
敵の軍勢8000人を初代当主の使った刀とその脚力で1人で敵を滅ぼした。
「我が命が尽きようが仲間の思いと主人が目指したものは決して無駄ではなかった」
三代目当主は戦国時代にいた
戦乱の世に生まれ、使えていた主人を失い、その主人を仕留めた敵に残っていた仲間をかき集め突撃した。自身の命は失ったが華玄の刀を兄弟に遺品として贈るよう
仲間に命じた。
「我が軍に入隊しないお前たちは国家の敵だ!!」
「家族と兄弟たちは僕が絶対に連れて行かせない!!」
四代目当主は第二次世界大戦中に生まれ9歳という年齢で家族を守りその命の幕が
閉じていた。
「俺は、世界の全てを敵に回しても仲間さえ守れればそれでいい」
五代目当主は宇宙からの侵略により狂ってしまった現代に生まれた
五代目の当主は双子の妹と親友を連れて宇宙からの敵を排除するべく旅に出た。
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