読み進めるうちに、「忘れていた」のではなく「しまい込んでいただけだった」そんな感覚を思い出させてもらいました。強い言葉や派手な表現はないのに、風や光のイメージが静かに心に触れてきます。読後、少しだけ立ち止まって自分の感情を探したくなる詩でした。