命を落下す
命を落下す
ごあいさつ
ごあいさつ ~■るに落ちる~
はじめまして。『ひづき』と申します。今回は、お読みいただきありがとうございます。
2回目以降の方は、何度もお読み頂きありがとうございます。ひょっとして私の熱狂的なファンでしょうか? まさかとは思いますが、落丁探しですか? あぁ、活字中毒でいらっしゃる。世の中には、文字と名の付く物ならチラシだろうが、私の書くような駄文だろうが、なんでもいいので読み漁りたいという人種がいると聞き及んでおります。
もしかすると、未来に出された本を読んだのがきっかけで「この作者、他にはどんな本書いてるんだろう」と手に取ってくださったという奇特な方もいらっしゃるのでしょうか。そうだと嬉しい限りですね。いろんな意味で。
さて、今回は「落ちる」をテーマに書かせて頂きました。ひと言で「落ちる」と言っても、寝落ち、色落ち、運気が落ちる、株価が落ちる……さまざまな「落ちる」がございます。
私も、今後「著者」を名乗るならば、原稿の締め切りを破って、信用を落とさないように気を付けなければいけませんね。
実は、本作品は各章に副題として「■が落ちる」と付させて頂いております。残念ながら、本書には雪に閉ざされた山荘も、密室も出てきません。ここまでお読みいただいて「では、一体何を楽しめばいいのだ」と落胆された方もいらっしゃるかもしれませんが、落ち着いてください。この本は、読者の皆様に「何が落ちたか」を推理していただく仕掛けになっております。
もちろん、本文中には被害者や凶器など様々なものも落ちてきます。
タイトル通り……「命」も。
しかし、それとは別に、何かを落としています。
ここまで「落ちる」が続くと、流石に気分も落ち込んできてしまったでしょうか。 私が用意した答えが、みなさまの腑に落ちるものになっていればいいのですが……
作者としても初めての試みですので、心配の種は尽きません。「猿も木から落ちる」という諺がありますが、私の場合はそもそも木に登れていたかどうかも怪しいところでございまして……いえいえ、こんなところで意気消沈していても仕方ありません!
拙い文章ではありますが最後までお楽しみいただければ幸いです。本書があなたの読書タイムの落居となりますように。願わくば、私に対するあなたの評価が「落ちない」ことを祈りつつ。
ごあいさつ・完 ~語るに落ちる~
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