ポジティブコミュ症の日常(崩壊)
取川アゲル
おまけ
美咲(女)プロフィール
私の日常は料理から始まる。
朝は早く起きて朝食と2人分のお弁当を作る。
朝食が出来上がる頃に母が起きて来る。
「おはよう美咲、いつもありがとうね。」
「おはようお母さん。家事は私が好きでやってるんだから気にしないでね。」
母はバリバリのキャリアウーマンである。
時期によっては帰りが遅い事も珍しくない。
そのため家事全般は僕の仕事だ。
でもさっき言ったように私は家事が好きなので問題ない。
「そう?でもホントに助かってるのよ。あんたはいいお嫁さんになるわね。」
「そうかな...嬉しい!ありがと。まぁ相手が居ないけどね!」
「美咲ならすぐに見つかるわよ。」
といってもまだ私は高校2年生。
相手を探すとしてももう少し先の話だろう。
朝食が済んだら皿洗いと掃除を済ませ、ゴミ出しをしたら着替えて早めに登校する。
こうすることによってホームルームまでの時間でみんなと長くお話出来るのだ。
その後は授業を受け、休み時間は結月ちゃん達とお話して、放課後は部活動には所属していないのですぐに帰宅。
夕飯を作って食べ、洗濯機を回してお風呂に入る。
お風呂から上がったら洗濯物を干す。
これで家事終了。
そうしたら軽いストレッチとマッサージをする。
終わる頃にはちょうど良く眠くなっているのだ。
後はベットに入って眠るだけ。
今日も1日楽しかった。
明日もみんなとたくさんお話しよう。
きっと明日も楽しいはず。
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・
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◆
「ってちがーう!」
私は飛び起きた。
「こんなの私の日常じゃなーい!わた...じゃなくて、僕は独りでのんびり過ごしたいの!」
どうやら僕の日常は夢の中ですら成立しないらしい。
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プロフィール
花江 美咲
年齢:17歳
誕生日:4月20日
趣味:家事全般、読書
性別:女
身長:139cm
体重:33kg
苦手な事:
最近嬉しかったこと:女性化したせいなのか若干視力が戻って来たこと
最近悲しかったこと:筋力の低下が著しいこと
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