ポジティブコミュ症の日常(崩壊)

取川アゲル

おまけ

美咲(女)プロフィール

私の日常は料理から始まる。

朝は早く起きて朝食と2人分のお弁当を作る。

朝食が出来上がる頃に母が起きて来る。


「おはよう美咲、いつもありがとうね。」

「おはようお母さん。家事は私が好きでやってるんだから気にしないでね。」


母はバリバリのキャリアウーマンである。

時期によっては帰りが遅い事も珍しくない。

そのため家事全般は僕の仕事だ。

でもさっき言ったように私は家事が好きなので問題ない。


「そう?でもホントに助かってるのよ。あんたはいいお嫁さんになるわね。」

「そうかな...嬉しい!ありがと。まぁ相手が居ないけどね!」

「美咲ならすぐに見つかるわよ。」


といってもまだ私は高校2年生。

相手を探すとしてももう少し先の話だろう。

朝食が済んだら皿洗いと掃除を済ませ、ゴミ出しをしたら着替えて早めに登校する。

こうすることによってホームルームまでの時間でみんなと長くお話出来るのだ。

その後は授業を受け、休み時間は結月ちゃん達とお話して、放課後は部活動には所属していないのですぐに帰宅。

夕飯を作って食べ、洗濯機を回してお風呂に入る。

お風呂から上がったら洗濯物を干す。

これで家事終了。

そうしたら軽いストレッチとマッサージをする。

終わる頃にはちょうど良く眠くなっているのだ。

後はベットに入って眠るだけ。

今日も1日楽しかった。

明日もみんなとたくさんお話しよう。

きっと明日も楽しいはず。





「ってちがーう!」


私は飛び起きた。


「こんなの私の日常じゃなーい!わた...じゃなくて、僕は独りでのんびり過ごしたいの!」


どうやら僕の日常は夢の中ですら成立しないらしい。

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プロフィール

花江 美咲

年齢:17歳

誕生日:4月20日

趣味:家事全般、読書

性別:女

身長:139cm

体重:33kg

苦手な事:他人ひととのコミュニケーション

最近嬉しかったこと:女性化したせいなのか若干視力が戻って来たこと

最近悲しかったこと:筋力の低下が著しいこと

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