このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(55文字)
とても余白のある物語の運びである。余白は読者に想像を喚起する。これまで見たことのある夢を思い浮かべてみる。物語と、自らの夢中の体験が強烈にリンクし始める。こうなったら、もうこの物語を俯瞰して見ることはできません。すでにあなたも"三笠ひより"の夢の参加者です。ちょっと怖い悪夢なのにちょっと可笑しく笑ってしまう。そんな不思議なお話です。