繰り返す人生をかけた恋と、宮廷の闇に挑む中華ファンタジーに、すっかり心を持っていかれました。
男装で宦官を装う官吏・辰焔と、口の悪い「あらくれ医官」景烈。
二人の距離感がもう、最高なんです。
辰焔にとっては「やっと会えた」。景烈にとっては「初対面」。この非対称な想いが切なくて。
景烈がまた最高なんです。
口が悪くて、見た目は武官で、後宮の入場検査に毎回不機嫌で。なのに辰焔が危ないと思った瞬間、何も考えずに体ごと飛び込んでくる。「心配すんな。何があっても、一緒にいてやるから」——この人の不器用な優しさに、何度泣かされたか分かりません。
辰焔も負けていません。仕事モードの凛とした切れ味と、景烈の前で年相応の少女に戻る二面性。上官に啖呵を切り、師匠の脛を蹴り、それでも「もうひとりぼっちは嫌なんだ」と零す姿に、ぎゅっと胸を掴まれます。
シリアスな運命の物語なのに、師匠との掛け合いや、景烈の後宮検査のくだりでしっかり笑わせてくれるバランスも大好きです。重さと軽さの配合が絶妙で、だからこそ泣ける場面がより深く刺さる。
繰り返す人生の果てに辿り着く答えを、ぜひみなさまもその目で確かめてください。
中華宮廷もの/男装ヒロイン/切ないタイムループが好きな方、1話の柳の下へ。
きっとあなたも鈴の音に導かれます。