与太話を愛するすべての人たちへ……

自分はミステリやホラーを読んだり見たりするときは、
ネタバラシまで、特に何も考えずにあるがままを
受け入れるタイプなんですよね。どっちかというと。

考察自体は嫌いじゃないんです。与太話大好きです。
……でも、考察するのってトータルだとディスアドじゃないですか？

考察して外れるとちょっと恥ずかしいし、
当たると嬉しいかもしれないけど、それはそれで若干気まずいし……。
やばい。アルミホイルまかなきゃとか、なるじゃないですか。

最悪なのが、作者が何にも考えてなかったとき……。
時間返せって気持ちになったこと、あなたもあると思います。

……

でも、安心してください！
今なら、この「AI意味怖」があります！

AIが出力した「意味がない」なんか怖いっぽい話。
どんな意味深な真相を思いついたところで、
それは、確実に、AIは何も考えてないです！

意味があるかも……と考察して、実は意味ありませんでした！
……って言われて落胆する心配がないんです。
だって、最初から意味がないんだから！

読みましょう！
したり顔で考察しましょう！
与太話をくそ真面目なトーンで語りましょう！

意味がないから安心して考察できます！

大丈夫。すべては虚構なんです。
あなたも、わたしも……。

◇

真面目な話、この考察という概念に対するアイロニを形にする作者の秋野てくとさんのセンスに脱帽です。もっと、もっと、世界をバグらせてくれ！