若者らしい失敗の果てに、駅を乗り越してたどりついた夜もふけた終着駅。困り果てた語り手に、不意に救いの手が差し伸べられる。だが、その手をとった先は……。人間を獲物とする、あってはならない、しかしそれゆえに貪欲な牙を剥く恐怖。こんなことは、案外、この社会のどこかに潜んで、獲物を待ち構えているのかもしれません……。
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