日本の会社員だった前世の記憶を持つ、世界を恐怖に陥れたとされる『薔薇魔女』と同じ深紅の瞳を持って生まれた公爵令嬢のレオナ。
そんな彼女の夢は「普通の恋をしたい」というささやかなものでした。
彼女の深紅の瞳を見て「おそろしい」と思う者は一定数いるのですが、救いなのは家族や友人に愛されているということ。
たくさんの愛を注がれたことで、真っ直ぐで芯の強い女性に育ったのだと思います。
このお話、主人公のレオナもすごく魅力的なのですが、濃厚な物語がたまりません。
剣、魔法というファンタジーはもちろんなのですが、ハラハラドキドキするシーンや人間ドラマがしっかりと描かれていて、登場人物一人ひとりが意味を持ってそこに存在しているのがすごく良いです。
そして、そこにレオナの「普通の恋をしたい」という夢。
恋愛要素もうまく絡み合っていて「どうなるんだろう?」と読む手が止まりません。
はたして、レオナの夢は叶うのでしょうか。
皆様もぜひ、読んでみてください。