イケメンに好かれる・嫁ぎ先がスパダリといった王道ではなく、嫁いできた女性がハイスペック人外美女なんて……いったいどんな話!?
結界術師の家元で次期当主のもとへ嫁いできたのは、2メートルを超える鬼の女性。家の習わしでいわゆる政略結婚をした、鬼の嫁と人間の旦那の新婚生活は……?
嫁である鬼の紅花は、気っ風のよい言動で何事も豪快。読んでいて気持ちがいいです。一方、旦那である人間の佐名彦は、嫁の迫力に負けてなよなよと頼りない印象。「大丈夫か?」と心配になりますが、彼女とは異なる《強さ》があります。
種族も性格も異なるふたりが、お互いを想い合う姿は、たまらなく微笑ましくて可愛らしいです。読みながら、こちらもニマニマと幸せな気分に浸っていました。
トラブルに巻き込まれ、それぞれの力で互いを守る姿も見どころです!
王道とはひと味違う、愛と幸せがたっぷり詰まったラブコメ。
凸凹なふたりのやりとりに、あま~い時間が味わえますよ!
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強く美しい鬼の姫・紅花と、結界術師の名家に生まれた佐名彦は、政略結婚をします。
紅花から見れば、佐名彦は幼く見えるほど儚げな人間の夫。
けれど彼女は、結婚したその時から「あなたを愛する」と誓い、佐名彦を大切にします。
そんな紅花に対して佐名彦もまた、一人で異文化の家へ嫁いできた彼女を優しく気遣い、少しずつ愛していきます。
強く大きな紅花と、優しく穏やかな佐名彦。
二人が互いに相手を思いやる姿が、とても素敵なお話です。
分かりやすく佐名彦を守る紅花。
けれど、ただ頼るだけではなく、実は紅花のことも守っている佐名彦。
鬼と人、種族も体格も違う二人が、互いを大切にしながら愛を育んでいく関係が本当に素敵でした。
私は本当にこのお話が好きで、二人のファンになってしまいました。
残念なのは、これから二人が子を育て、歳を重ねていくだろう、その先を読めないことです。
強い女性と可愛い男性の純愛が好きな私には、まさに刺さるお話でした。
もっともっと多くの人に読んでほしい傑作です!