常冬の帝都という舞台設定が非常に魅力的で、冒頭から世界観へ自然に引き込まれました。夜住や火種、煤といった独自要素もわかりやすく、過酷な世界の理がしっかり伝わってきます。何より宗一郎の帳への強い敬愛と依存にも近い感情が印象的で、師弟関係そのものが物語の核になっていると感じました。冷たく残酷な世界観の中で描かれる二人の絆が美しく、帳の抱える秘密が明かされる瞬間を見届けたくなる導入でした。
描写が本当に綺麗で、読んでいるだけで心が洗われるような気持ちになります。辛い展開や残酷な真実などはらはらすることも多いですが、それでも真実へと向かい、抗う人達に元気をもらえます。衝撃的な展開だったり感動する展開で感情がめちゃくちゃになります。何が起こるんだ!?というワクワクドキドキもあり、読んでいて楽しいです。戦闘描写もかっこよさと美しさが両立する凄まじい文章力で迫力を感じ取れます!また、謎が多く真実を知っていく過程が謎解きみたいで爽快感と満足感があり、胸躍ります!
セリフ回しにセンスを感じる!戦いの描写もわかりやすくてイメージしやすくて面白い作品でした!