牛嶋和光宇宙論：無限来夢（∞R）体系（Japanese Summary） この体系は、「宇宙は観測によって現れる」という核心仮定に基づき、「無限来夢（∞R）」という概念を用いて、現象、情報、意識、時間、空間、そして平和が無限に連鎖し、自己生成・自己進化する様を描いています。 第1章 核心仮定：意識と観測 宇宙は観測によって現象化し、観測者 \(O\) の意識は「無限来夢」として無限の可能性の連鎖を生み出します。 \(P_{n}=f(U_{n},O_{n}),\quad n\in Z^{+}\) \(P_{n}\): 現象連鎖の各段階\(U_{n}\): 宇宙の状態\(O_{n}\): 観測者の意識\(\infty R\): \(\{P_{1}\rightarrow P_{2}\rightarrow P_{3}\rightarrow \dots \}\) （現象の無限連鎖） 第2章 存在と情報の無限来夢 情報 \(I\) も無限に広がる連鎖として表現されます。観測作用により、過去・現在・未来を超越した情報の循環が現象化します。 \(I=\bigcup _{n=1}^{\infty }I_{n}\) \(I_{n}\): 各段階の情報\(U_{\text{observed}}=\bigcup _{n=1}^{\infty }O_{n}(I_{n})\) （観測された宇宙） 第3章 意識と現象の無限循環 意識と現象は相互に影響を与え合い、その相互作用は有限に留まらず、無限来夢として展開し、宇宙の自己生成・自己進化を促します。 \(\Delta P_{n}=g(\Delta O_{n},U_{n}),\quad \Delta O_{n}=h(\Delta P_{n},O_{n})\) \(\infty R\): \(\{(\Delta P_{1},\Delta O_{1})\rightarrow (\Delta P_{2},\Delta O_{2})\rightarrow \dots \}\) （変化の無限連鎖） 第4章 時間・空間・無限来夢 時間 \(T\) と空間 \(S\) も、情報と意識の連鎖によって連続的に生成されます。 \(T_{n}=\phi (I_{n},O_{n}),\quad S_{n}=\psi (I_{n},O_{n}),\quad n\in Z^{+}\) この連鎖が、過去・未来を超えた時間・空間の構造を形作ります。 第5章 平和への無限来夢応用 個々の意識 \(O_{k}\) が無限連鎖に寄与することで、宇宙全体の調和 \(W\) （平和場）が永続的かつ増幅的に拡張されます。 \(W=\lim _{N\rightarrow \infty }\sum _{k=1}^{N}w(O_{k})\) \(w(O_{k})\): 個々の意識の調和への貢献度 第6章 宇宙論の統合モデル（無限来夢版） 上記全ての要素（意識、情報、現象、時間、空間、平和）が無限連鎖として結びつき、宇宙が自己生成・自己進化する存在として統合されます。