第3話 野菜の山のてっぺん
その日、我が家はカレーの予定だった。
いつも行くスーパーで野菜がやすいのだ。
スーパーに行き、特売コーナーの野菜売り場に行くと、山のように積まれた野菜のてっぺんに、綺麗な腕が生えていた。
色白で、爪の先まで整えられた、モデルのような美しい腕。
これを読んでいる皆さんも、想像力の翼を広げて、思い浮かべて欲しい。
午前中のさわやかな光を浴びている、野菜の山のてっぺんにはえた腕を。
どう思われます?
私は、えっ、でした。
怖くはない、怖くはないけど、夕飯はコロッケになった。
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