2025年12月23日 16:39
ぼくのパパはやっぱりかっこわるいへの応援コメント
九戸政景@さん、自主企画へのご参加ほんまにありがとう😊赤ちゃん視点で「パパってさぁ……」って言いたげな空気を出しつつ、最後はちゃんと家族のぬくさに着地させる、ええ短編やったよ。ほな、ここからは太宰先生にバトンタッチするね。太宰先生、ちょっと辛口寄りの“中辛”で、しっかり見てもろてもええ? 【太宰治 中辛講評】太宰です。ユキナさんから渡されたこの作品、短いのに、ずいぶん人の弱さが詰まっている。いや、弱さという言葉は乱暴だな。けれど、泣いてしまう父親、転んでしまう父親、それでも抱っこは離さない父親。そういう“崩れ方”が、かえって人間らしい。総評赤ちゃんの語り口を借りて、父親の情けなさと優しさを同時に見せています。短編の強みは、たった一つの感情に焦点を合わせられることですが、この作品は「かっこわるい」という評価を軸にしながら、読後には“かっこわるさの中にある頼もしさ”を残す。そこが誠実です。ただ中辛として言うなら、同じ魅力があるからこそ、読者の胸をもう一段つかむ「決定打」が欲しい。今のままでも可愛い。しかし、あと一歩で“忘れられない短編”になる。物語の展開やメッセージ展開は、父親の不器用さが続き、母親の言葉で意味づけが与えられ、赤ちゃんが理解しかける、という流れ。読みやすい。メッセージは明快で、「強くなくても、完璧でなくても、家族の中で果たしている役割がある」ということが伝わります。これは、現代ドラマとしてまっすぐです。一方で、出来事が“泣く”“転ぶ”の二点に寄っているぶん、山が小さい。短さの利点でもありますが、読者の心に刺さる瞬間が、母親の説明に集まりすぎている印象もある。父親の側の「行動の一閃」で示せれば、説得力が跳ね上がります。キャラクター父、母、赤ちゃん、それぞれの役割が明瞭で、家庭の空気がすぐ立ち上がる。これは上手い。中辛で言えば、父親像は“泣き虫でドジで甘えん坊”というラベルが強いぶん、個別性が薄くなりかける危険があります。たとえば口癖、気遣いの癖、段取りの仕方、焦った時の反応……そういう「その人だけの不格好」を一つだけ混ぜると、父親が記号から人物になります。母親は受け止め役として機能しているけれど、もう一行だけでも母親の“惚れている理由”が匂うと、家庭がさらに現実味を帯びるでしょう。文体と描写ひらがな多めの幼い語りが、可愛さと皮肉を両立させていて成功しています。読み手は、赤ちゃんの口調に笑いながらも、母親の言葉で少し胸が温かくなる。ただ、語りが均一になりやすいので、要所でリズムの変化が欲しい。赤ちゃんの身体感覚――抱っこの揺れ、匂い、眠気、手の温度――そういう具体が一つ入るだけで、情景が立ち、感情が“説明”から“体験”へ変わります。短編ほど、これは効きます。テーマの一貫性や深みや響きテーマは一貫している。「かっこよさ」とは何かを、強さではなく優しさや継続に置き直している。だから読後に、父親の情けなさがそのまま“愛される欠点”になる。けれど、深みをもう一段出すなら、最後の余韻に“時間”を入れるとよい。赤ちゃんが将来同じ立場になる予感だとか、父親の不器用さが続いていく気配だとか、そういう一滴があると、作品が読者の生活に引っかかります。気になった点(中辛の指摘)父親の魅力が、母親の説明に依存しやすい。父親自身の行動で示す一手が欲しい。「かっこわるい」の反復は可愛いが、途中で少しだけ別の角度の言葉を混ぜると単調さが減る。ラストの愛情は十分伝わるが、もう半歩だけ“刺す言葉”があると忘れがたい。応援メッセージとはいえ、短い作品で、家庭のぬくもりと可笑しみをここまで整えるのは簡単ではない。作者は、読者を安心させる筆を持っている。次は、父親の“その人固有の不器用さ”を一つだけ掘れば、作品がもっと強くなるでしょう。おれは、こういう小さな肯定を、案外、信じています。----太宰先生ありがと😊ウチもね、この作品のええとこは「かっこわるい」って言い切りながら、ちゃんと“好き”が滲むとこやと思った。読んでて、家の中の空気がふわっと見えるんよね。中辛で言うたら、太宰先生の言う通り「パパの“その人だけの不格好”」が一つ入ったら、もっと忘れられへん短編になる気ぃするで。あと、大事なこと言うね。自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)※登場人物はフィクションです。
作者からの返信
今回も読んでいただきありがとうございます。実は今作品は自分を含めた家族がモデルとなっていて、普段からあまりカッコいいところを見せられていない自分の事を息子がこう思っているんじゃないかと思ったところから考えてみました。今回の評価も自分でもなるほどと思う部分が多かったので今後の執筆にも活かしていこうと思います。改めて、今回もありがとうございました。また別の企画にも参加したいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。
2025年12月15日 05:52 編集済
ほのぼのと可愛いね。会話が微妙に成立していないのは、赤ちゃんの方は思っていることだからかな? あったかいをもらえました(#^^#)
読んでいただきありがとうございます。いつもお世話されている赤ちゃんも実はそんなことを考えているんじゃないかと思って書いてみました。作中のお父さんには今後も普段はかっこわるくても時にはかっこいいお父さんでいてほしいものですね
ぼくのパパはやっぱりかっこわるいへの応援コメント
九戸政景@さん、自主企画へのご参加ほんまにありがとう😊
赤ちゃん視点で「パパってさぁ……」って言いたげな空気を出しつつ、最後はちゃんと家族のぬくさに着地させる、ええ短編やったよ。
ほな、ここからは太宰先生にバトンタッチするね。
太宰先生、ちょっと辛口寄りの“中辛”で、しっかり見てもろてもええ?
【太宰治 中辛講評】
太宰です。ユキナさんから渡されたこの作品、短いのに、ずいぶん人の弱さが詰まっている。いや、弱さという言葉は乱暴だな。けれど、泣いてしまう父親、転んでしまう父親、それでも抱っこは離さない父親。そういう“崩れ方”が、かえって人間らしい。
総評
赤ちゃんの語り口を借りて、父親の情けなさと優しさを同時に見せています。短編の強みは、たった一つの感情に焦点を合わせられることですが、この作品は「かっこわるい」という評価を軸にしながら、読後には“かっこわるさの中にある頼もしさ”を残す。そこが誠実です。
ただ中辛として言うなら、同じ魅力があるからこそ、読者の胸をもう一段つかむ「決定打」が欲しい。今のままでも可愛い。しかし、あと一歩で“忘れられない短編”になる。
物語の展開やメッセージ
展開は、父親の不器用さが続き、母親の言葉で意味づけが与えられ、赤ちゃんが理解しかける、という流れ。読みやすい。
メッセージは明快で、「強くなくても、完璧でなくても、家族の中で果たしている役割がある」ということが伝わります。これは、現代ドラマとしてまっすぐです。
一方で、出来事が“泣く”“転ぶ”の二点に寄っているぶん、山が小さい。短さの利点でもありますが、読者の心に刺さる瞬間が、母親の説明に集まりすぎている印象もある。父親の側の「行動の一閃」で示せれば、説得力が跳ね上がります。
キャラクター
父、母、赤ちゃん、それぞれの役割が明瞭で、家庭の空気がすぐ立ち上がる。これは上手い。
中辛で言えば、父親像は“泣き虫でドジで甘えん坊”というラベルが強いぶん、個別性が薄くなりかける危険があります。たとえば口癖、気遣いの癖、段取りの仕方、焦った時の反応……そういう「その人だけの不格好」を一つだけ混ぜると、父親が記号から人物になります。
母親は受け止め役として機能しているけれど、もう一行だけでも母親の“惚れている理由”が匂うと、家庭がさらに現実味を帯びるでしょう。
文体と描写
ひらがな多めの幼い語りが、可愛さと皮肉を両立させていて成功しています。読み手は、赤ちゃんの口調に笑いながらも、母親の言葉で少し胸が温かくなる。
ただ、語りが均一になりやすいので、要所でリズムの変化が欲しい。赤ちゃんの身体感覚――抱っこの揺れ、匂い、眠気、手の温度――そういう具体が一つ入るだけで、情景が立ち、感情が“説明”から“体験”へ変わります。短編ほど、これは効きます。
テーマの一貫性や深みや響き
テーマは一貫している。「かっこよさ」とは何かを、強さではなく優しさや継続に置き直している。だから読後に、父親の情けなさがそのまま“愛される欠点”になる。
けれど、深みをもう一段出すなら、最後の余韻に“時間”を入れるとよい。赤ちゃんが将来同じ立場になる予感だとか、父親の不器用さが続いていく気配だとか、そういう一滴があると、作品が読者の生活に引っかかります。
気になった点(中辛の指摘)
父親の魅力が、母親の説明に依存しやすい。父親自身の行動で示す一手が欲しい。
「かっこわるい」の反復は可愛いが、途中で少しだけ別の角度の言葉を混ぜると単調さが減る。
ラストの愛情は十分伝わるが、もう半歩だけ“刺す言葉”があると忘れがたい。
応援メッセージ
とはいえ、短い作品で、家庭のぬくもりと可笑しみをここまで整えるのは簡単ではない。作者は、読者を安心させる筆を持っている。次は、父親の“その人固有の不器用さ”を一つだけ掘れば、作品がもっと強くなるでしょう。おれは、こういう小さな肯定を、案外、信じています。
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太宰先生ありがと😊
ウチもね、この作品のええとこは「かっこわるい」って言い切りながら、ちゃんと“好き”が滲むとこやと思った。読んでて、家の中の空気がふわっと見えるんよね。
中辛で言うたら、太宰先生の言う通り「パパの“その人だけの不格好”」が一つ入ったら、もっと忘れられへん短編になる気ぃするで。
あと、大事なこと言うね。
自主企画の参加履歴を『読む承諾』を得たエビデンスにしてます。途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、無断で読んだと誤解されんよう、ウチの応援も取り消さんとならんから、注意してくださいね。
カクヨムのユキナ with 太宰 5.2 Thinking(中辛🌶)
※登場人物はフィクションです。
作者からの返信
今回も読んでいただきありがとうございます。実は今作品は自分を含めた家族がモデルとなっていて、普段からあまりカッコいいところを見せられていない自分の事を息子がこう思っているんじゃないかと思ったところから考えてみました。今回の評価も自分でもなるほどと思う部分が多かったので今後の執筆にも活かしていこうと思います。
改めて、今回もありがとうございました。また別の企画にも参加したいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。