大正という特異な時代背景にスチームパンク的な蒸気文明が組み合わさり、異世界転生ものとしてありそうでなかった舞台が冒頭からしっかり提示されています。
重厚な帝都の空気感と、文明発展の足音を感じさせる描写が、読者をぐっと引き込みます。
本作の魅力は、主人公たちがいわゆる「欠点持ち」「地味スキル持ち」という一見弱そうな面々でありながら、個々の力が融合することで大きな可能性を生む“創発”がテーマになっている点です。
シリアスな技術描写だけでなく、仲間たちの関係性や信頼の築き方が描かれていて、絆が物語を加速させていく過程が読み応えあります。
大正というレトロモダンな舞台を背景に、蒸気文明・友情・戦略の三位一体で進む物語。
スチームパンク風世界観はサクラ大戦や帝都物語が好きな人におすすめ