第2話 エネルギーの操り方

 試みを始めてから一週間が経過した。


 ───俺は無事、魂の知覚に成功する。


 俺の考えは間違ってなかった!

 これまで知覚すらできなかったエネルギーに触れ、体内を巡らせる感覚。

 これが魂に内包されたエネルギー!


 魂の知覚に成功した時は有頂天になった───のだが、少しすれば問題点も見えてくる。


 まず、体外への出し方が分からない。

 体中を巡らせることはできるけど、未だ、外に出すことはできてない。

 でも、これはそこまで心配してない。

 これからも腕輪での知覚を続けていけば、その内、感覚を掴めるだろう。

 なんせ、あの腕輪は、元々、魂に内包されたエネルギーを外に出すことを目的として作られたアイテムだしな。


 次に問題となるのは、エネルギーの扱いだ。

 魂に内包されたエネルギーを巡らせ、一点に集中させると、集中した部位の働きが活性化される。

 例えば、胃に集めると代謝が促進され、トイレにこもることになるし、腕に集めるとより強く力をこめられる。

 これ自体はいいのだが……問題は込める量だ。

 エネルギーを込めれば込めるほど、働きは強くなるが、あまりに込めすぎると体がもたない。


 一度、限界まで腕にエネルギーを集めたことがある。


「ふんッ!」


 エネルギーの運用自体は容易にできた。だが───


「ッッッッッ!!?! ッッッてェ〜〜〜!!!」


 あまりに強く筋肉を引き締めることができたため、内部が破裂。

 皮膚が破け、血を撒き散らした。


 幸い、再生機能も高めることができたため、長男、次男が帰ってくるまでには元通りにすることができた、のだが……。


「あれは焦ったな」


 最後の問題、魂に内包されたエネルギー量だ。

 魂が知覚できるようになって気付いたことだけど、人はそのエネルギーの消費と生産を常に行っている。

 魂内のエネルギーを消費することで生命を維持し、食事や睡眠でエネルギーを生産することで魂内のエネルギーを補充している。

 逆に言えば、このエネルギーが足りなくなると、生命活動を維持できない。

 良くて気絶。最悪、絶命する可能性すらある。


 腕の再生を行った後、エネルギーが枯渇して気絶したんだよなぁ。

 朝に実験を始めたおかげで、昼には復活できたけど……。

 あの後、血の処理が大変だった……。頭はぐわんぐわんして平衡感覚が変なままだったし、何度もまた意識を手放しそうになった。そんな状態での作業だったから時間がかかってさぁ……。

 あの日、いつもより長く長男と次男が仕事場に居てくれて助かった。


 エネルギー量の増加、これが一番の課題だ。

 今じゃ扱える量が少なすぎる。

 下手こいて絶命しかねない。


 一応、解決案は浮かんでる。

 自分の魂を知覚できるようになってから、俺は他の魂も知覚できるようになった。


 そうすれば分かる分かる。

 日常的に数え切れないほどの命が絶命し、魂が天に昇っている。

 おそらく、虫とか植物、微生物の魂だろう。

 もし、これらを取り込むことができれば、と。


 とにかく、これは体外にエネルギーを出せるようになってからだな。

 今じゃ、それらを知覚できても、操るすべが無い。

 早く、エネルギーを外に出せるようにならないとな。


 後、これは問題という訳じゃないのだが……。

 どうやら、木のバケツの中身を処理してる所を見られたらしく、長男と次男から『ゲロ野郎』と呼ばれるようになった。

 別に、長男と次男にそこまで情は無いから、なんと思われようと気にしないけど……面と向かってそんな言葉を言われると、流石に心にクる。

 ちくしょぉ……。



   □□□



 あれからさらに二週間が経過した。


 ───やっと、エネルギーを外に出すことに成功する。


 ちょっと時間がかかったな……。もう少し早くできると思ったんだけど。


 まぁいい、成功は成功だ。

 これで次の段階に進める。


 そうして、俺は魂内のエネルギーの放出について実験を始めた。

 実験を経て分かったことは、エネルギーの変質についてだ。

 エネルギーを放出する過程で、熱、音、光に変化させることができた。また、運動エネルギーの放出という形で、エネルギーを変質させずに放出することも可能だった。


 ただ、その威力はおそまつと言う他ない。

 熱は気温より数度だけ上のものしか生成できなかったし、音に関しては大きさや高低の変化すらままならない。光なんて蛍の光程度しか出せなかった。運用エネルギーに関しても、手で軽く押す程度の力しか出せず、実用するには研鑽が必要だ。


 また、エネルギーを外に出すことができたため、他の魂の吸収に挑戦してみたが、これは上手くいかなかった。

 これは俺のエネルギー操作が未熟なせいだ。

 魂をこちらに引き寄せることができなかった。


 エネルギーを飛ばしても、エネルギーと魂をくっ付けられないのだ。

 水と油みたいなものだ。

 ただ繋げようとしても上手くいかない。

 形の違うパズルを強引に嵌めようとする感じ、とでも言えばいいか。

 俺の力が弱いせいで、強引に嵌めることすらできないのだ。繋げることも、掴むこともできない。

 だから、エネルギーで魂を引き寄せられない。


 次は操作能力の向上をメインに修行だな。


 それと、最近では、長男と次男から『ゲロ野郎』と呼ばれることは無くなった。

 その代わり、修行を見られたことがあって、その日から二人には気味が悪いものを見る目を向けられている。

 傍目からは変な人にしか見えないんだろう。エネルギーが見えないと、何も無い空間に手を伸ばして、いきなり「ぐッ!」と呻いたり、「はぁァァッ!!」と気合いを入れてるだけにしか見えないからな。

 ま、何も言ってこないなら無視だ無視。



   □□□



 あれから半年が経過した。


 ───俺は遂に魂内のエネルギー量の課題を克服した。


 エネルギーを外に出せるようになってからというもの、俺は毎日エネルギー操作を行い、技術力向上を目指してきた。

 おかげで、二ヶ月もする頃には、微生物のような小さい魂限定だが、それらの魂を体内に取り込むことができるようになった。


 しかし、そこからが問題だった。


 別の魂を取り入れた瞬間、拒否反応が起きたのだ。

 どうやら、人の体には自分以外の魂を受け入れる機能が無いようで、別の魂を取り入れた瞬間、相当の苦痛が俺を襲ってきた。

 血液型が違う血を体内に入れるようなものなのだろう。

 体のあちこちが痛み出し、発熱、発汗、嘔吐───時には血涙まで、体が様々な不調を訴えてきたのだ。


 それらの不調が襲ってきた瞬間、俺は取り込んだ魂をすぐに出したくてたまらなくなった。

 それでも、俺は魂を吐き出すことはせず、なんとか体内に押し込み続けた。

 ずっと体内に入れとくことで、取り込んだ魂が変質して、体に馴染まないか確認したかったのだ。


 ───結果は成功。


 取り込んだ魂は、しばらくすると俺の体に馴染み、俺の中の魂と結合したのだ。


 そこからはもう反復だ。

 拒否反応に慣れるため、何度も魂を取り込み続けた。


 勿論、エネルギー操作の鍛錬も忘れない。


 最初はやっぱり苦痛だった。

 何回か寝込んだし、体が快調になることもなく、つらかった。


 それでも、少しずつ慣れてきて。

 何回も取り込むことで、効率よく魂を変質させる方法も編み出したりして。


 今では体調を崩すことなく、日常的に魂を取り込んでいる。

 エネルギー操作も向上して、虫程度の魂なら取り込めるようになった。

 おかげで、消費する量よりも蓄える量の方が多くなったくらいだ。


 ちなみ、この半年、長男、次男には白い目を向けられた。

 俺が何かしらの病にかかったと思ったんだろう。

 ゴミを見るような目を向けながら「俺達にそれを移したら殺すからな」と何度言われたことか。

 病じゃねぇから安心しろっつうの。


 親父は俺の見舞いにはあまり来なかった。

 片手で数えられる程度しか来なかったよ。

 半年もあったのに。


 まぁ、別にいいけどさ。



   □□□



 魂内のエネルギー量問題が解決されたため、俺は遂に鍛治に着手し始めた。


 魂を込めた武器を作るには、当然、鍛治の腕がいる。

 この九ヶ月、俺は鍛治をしてこなかったからな。

 まずは以前の技量を取り戻すことから始めた。


 勿論、長男や次男が居る所で鍛治をすれば、必ず妨害される。

 なので、やるのは夜。長男、次男が就寝してからだ。

 親父に工房を使う許可は取ってある。「火事を起こしたり、仕事場の手入れを怠らないなら自由に使え」とのことだ。


 鍛冶を再開してから気付いたことだが、親父は徹夜で作業を続けることがある。

 一週間で一度、二度のペースで。

 誰かからの依頼だろうか? それとも、作業をしていると時間を忘れるタイプなのだろうか。


 親父は俺にあまり干渉してこない。

 それと同時に、俺はあまり親父のことを知らないと思い知らされた。


 ………。


 まぁ、それは置いといて。


 剣を作る際は、商売用には使えない鉄を使用した。

 というのも、これは親父が買い取った古い武器が元で、溶かして鉄を再利用しようにも、使える部分と、不純物が混じって使えない部分があるのだとか。

 俺達息子は、その使えない鉄を使って鍛治の修行をする。


 鍛治の技量を上げながら、魂内のエネルギーを込める作業。


 ───俺はすぐに壁にぶち当たった。


 武器に魂を込める作業、これ自体は簡単だった。

 技量を上げてきたおかげで、すんなりエネルギーを移動させることはできたんだ。


 でも、それで出来上がったのが『光る剣』と『ちょっと熱い剣』という……。


 よくよく考えれば、これは当然の結果だった。

 だって、俺、エネルギーを移動させる鍛錬ばかりして、エネルギーを自由自在に変化させる鍛練はしてこなかったんだから。

 というか、どうエネルギーを操れば理想の武器が造れるのか、皆目、検討もつかない。

 光や熱のような簡単な変化なら可能だ。

 しかし、エネルギーを留める方法やオンオフの切り替え方、複雑な効果をもたせることはできない。まず原理が分からない。


 この光の剣や熱の剣、ずっとエネルギーを放出し続けて、その内、普通の剣に戻るんだよな……。


 なんとかして、複雑な事象を起こせるよう、試行錯誤しなくては……!


 問題が解決する度、さらに面倒な問題が発生してる気がする……。


 でも、きちんと前進はしてるんだ。

 右も左も分からず、立ち往生するよりはマシだ!


 ゲームのシナリオが始まるのは五年後。

 俺が十五歳になるタイミングだ。

 それまでに、なんとかして、力を付けなければ……!



   □□□



 あれから一年が経過した。

 遂に、俺は全ての問題の解決に成功した……!


 日が昇っている間はエネルギーを変換する方法に頭を悩ませ。

 夜は鍛治に注力。


 そうすることで、ある程度の武器を揃えることができた!


 エネルギーの変換法には本当に頭を悩ませた。

 なんせ、エネルギーを複雑なものに変える土台が無い。

 翼が無いのに、一から空を飛ぶ方法を考えろ、て言われているような気分だった。


 解決の糸口になったのは───前世の記憶。

 連日、頭を悩ませていると、ふと、前世の記憶の一部を思い出したのだ。

 思い出したのは “データ” と “プログラミング” の知識。


 基本、“データ” は『二進数』で処理を行う。

 つまり、細分化していけば、『零』か『一』という情報しか残らない。

 それらの単純シンプルな情報を幾重にも組み合わせ、複雑な情報を作り出す。


 エネルギーを様々なものに変える方法も同じだ。

 性質の違うエネルギーをいくつも組み合わせ、異なる現象を発生させればいい。

 元々、熱や電気に変化させることや、右折や左折といった簡単な操作はできたんだ。

 組み合わせを工夫すれば、それこそ、エネルギーを留めたり、任意のタイミングで爆発など、複雑なことだってできるようになる。


 だが、何かを行う度、一からエネルギーの組み合わせを考えていては、実践では使えない。

 そこで解決の糸口になったのが “プログラミング” だ。


 プログラミングとは、言ってしまえば、体系化された文字式であり、キーワードだ。

 決められた文字を入力することで、対応するデータが浮かび上がる。

 これを思い出したことで、あらかじめ、キーワードと作り出すエネルギーの数・種類・組み合わせ方を考えておく、という方法を思い付けた。


 しかし、プログラミングは、大量の情報を一気に処理できる “コンピュータ” あってのものだ。

 残念ながら、俺に、一からコンピュータを造る知識は無い。

 だから、コンピュータの代わりを、俺は自分の頭脳で行わなければならなかった。

 当然、プログラムをそのまま運用することもできない。


 ここからが本当につらかった。

 エネルギーの組み合わせと起こる現象を一から記録する作業。

 望むことを実現するにはどのエネルギーを組み合わなければならないのか、なんのヒントも無い状態で探し続ける苦行。当然、中々、望む答えは手に入らない。

 ひたすら実験を続け、その結果を紙に記し続けた。

 途中で物理学や化学などの知識を思い出せてなきゃ、あと何年かかっていたことか。考えただけでもゾッとする。

 そう考えると、一年で済んだのは僥倖だった。


 日中はエネルギーについて考え、夜は鍛治。

 この一年、そんな生活をずっと続けていた。


 おかげか、いくつかの武器に特殊な効果を付与することに成功する。


 俺だけが使える魂の術に、俺だけの特殊な武器。

 これで準備は整った。




 俺はゲームのシナリオが始まるまでに強くなる必要がある。

 ゲームが始まると、危険な魔獣や悪魔、邪神の軍勢などが活発化するからだ。

 何があっても自分の身を守れるよう、それまでに強くなる必要がある。


 強くなるために、ずっと家に閉じこもっている訳にはいかないんだ。

 このままでも、魂の術の技量は上げられるだろう。武器の生産だって。

 ───でも、それだけだ。戦いで培われる経験の蓄積やはできない。


 この世界には “魔素” と呼ばれる特別なエネルギー粒子が存在するのだが、それを体内に秘めている獣のことを魔獣という。

 それらは普通の獣よりも数倍優れた肉体を持っており、凶暴だ。


 この世界の人々はこの魔獣を積極的に狩る。

 それは、勿論、周りに被害をもたらさないようにするため、という理由もあるのだが、一番の理由は別だ。


 魔獣は死ぬと周りに “魔素” を撒き散らす。

 だが、一度、生物の中に取り込まれた魔素は、空気に晒された瞬間、少しずつ崩壊していってしまう。

 それ故、魔素は新しい宿主を求め、近くに居る生物の中に入り込む。

 そして、入り込んだ魔素が生物に作用し、新たな宿主の体を魔獣の肉体のように強化するのだ。

 とどのつまり、魔獣を討伐して放出される魔素は、ゲームで言うところの “経験値” なのである。

 人々は、凶悪な魔獣から身を守るため、また、強い魔獣を狩ることでお金を得るため、自分に倒せるレベルの魔獣なら積極的に狩る。


 その魔獣を狩るため───強くなるため、俺は旅に出るのだ。


 すでに一ヶ月くらい前から、家族には『家を出る』と伝えていた。

 それを聞いた長男と次男は相変わらず興味なさそうにしており、親父だけは「そうか」と呟いていた。


 この一年、ちょくちょく親父に教えを乞いていたから分かる。

 多分、親父は、鍛治しか知らない人間なんだ。

 それしか知らないから、家族への接し方も分からない。

 でも、愛情自体は持っているんだと思う。

 教えを乞うたら、凄い丁寧に教えてくれたんだ。それこそ、俺が分かるよう、時間をかけて。

 不器用な人だと思う。でも、その放任と指導の按配あんばいが、俺には丁度よかった。


 家族と呼ぶには、関わった時間が短すぎる。

 俺は親父のことをほとんど知らない。

 でも………まぁ、情は湧いた。

 鍛冶場の中、親父と二人きりでも、気まずさは感じなかったんだ。

 この人くらいなら、自分の命と一緒に助けてもいいかな、と思うくらいには、情が湧いた。




「行ってきます」


「……おぉ」


 家を出る早朝、すでに鍛冶場に居る親父に声をかける。

 親父はこっちを見ず、ただ一言、呟くだけ。

 これでいい。俺と親父の距離感は、これでいい。

 俺が背を向け、鍛冶場を出よう───とした瞬間、


「風邪ェ……気ぃつけろよ」


「………」


 自然と口が綻ぶ。

 うん……うん。

 俺と親父の距離感はこれでいい。



──────────────────




次回投稿は00:07


裏話


主人公・サガの父と母はお見合い結婚です。

元々、父方の祖父母と母方の祖父母で交流があったので、縁がありました。

さらに、そこで、サガの父は鍛冶ばかりで女っ気が無く、母は顔に大きな火傷があったために貰い手が見つからず、見かねた祖父母が引き合わせた訳です。


サガの母は、父の職人気質を理解してくれる人で、精一杯、父の仕事を支えてくれました。

その献身的な彼女の姿を見て、父も彼女のことが気に入り、三度、子宝にも恵まれたこともあり、地元でも話題のおしどり夫婦へ。


しかし、サガがまだ物心つく前に、母が重い病気を患ったことを転機に、状況は一変。

父は母の薬を買うために、余計、仕事にのめり込むように。

母は病気のため、一日のほとんどを床に伏せることとなり。

子供達はほとんど放ったらかし状態。祖父母が面倒を引き受けてくれるも、彼らにも生活があり、あまり力にはなれず。

結局、母は病死。

明るかった家庭の見る影など無くなりました。


元々、子供の世話を母に任せていたせいで、父には子育ての勝手が分からず、放任。

本来、得られるはずだった親の愛を知らずに育った長男・次男は捻くれ、兄弟仲は最悪に。

サガもまた、記憶を取り戻す前も、取り戻した後も、彼らのことを同居人程度にしか考えていませんでした。


長男・次男が鍛治に執着するのは、深層心理に隠された、親の愛を求める子供心が原因です。本人にその自覚はありません。

自分の成果を見てもらいたい・認められたい───そんな心が屈折した結果、他の兄弟よりも優れている所を見せつけたい、という曲がった承認欲求ができあがってしまいました。


まぁ……家庭崩壊してますね、はい。


ちなみに、父は、兄弟が頻繁に仕事場に通うものだから、父と子のコミュニケーションは取れていると思い込んでいます。

兄弟も、店を継ぐために、父の前では猫を被るものだから、父は家庭崩壊していることが分かっていません。

なんなら、長男・次男が揃って工房に来ることから、兄弟仲は良好とまで考えてる節があります。

悲しいですね。

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