安全な場所から過去の記録を読んでいるつもりで読み進めるが、終盤の記述――脳の奥で何かが蠢動する感覚――に至り、この報告書自体が「狂気の媒介物」であることに気づかされる。
主にSF、ホラー、ミステリなど幅広く読み書きしています。日常系の短編も好みます。 基本的に読んだ作品には💛か★を付けます。読み返しなどはどうぞお気になさらずに…
怖いはずなのに怖いという認識がない、不思議なホラー。私、ホラー読んだり見たりするの苦手なのに、すっと読めました。怪奇小説っぽくて好きです。
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