第2話NotebookDri
青年が泣いている様な絵の表紙の隣を見てくれ。あるだろうウイリアムバロウズ
〜内なるネコ〜が。
バロウズは昔ネコが大嫌いで虐待までしていたらしい。しかし歳を重ね、ビートニク仲間達は皆亡くなってから、カンザスの田舎へ隠居して多くのネコを育てていた。バロウズはネコ達に亡くなっていった仲間達を見いだしていた。〜内なるネコ〜は裸のランチやジャンキーといった、バロウズ的作品とは違う
ネコとの暮らしのエッセイだ。そこに少しだけカットアップが入っている。バロウズ自身
ビートニクやヒッピーといったレッテルに
興味は全くなかった。ビートニクといえば
ジャックケルアック。ヒッピーといえば
アレンギンズバーグ。彼ら3人は本当の友人であったが、散々麻薬を続けてきたバロウズより先に天へ登った。バロウズ自身が、仲間が皆んな居なくなり淋しいと語っている。
そして〜内なるネコ〜の隣にはバロウズの
遺作〜夢の書〜があると思う。このエッセイはバロウズの悲しみが1番語られている。
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