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  • その背中に天使を認めたへの応援コメント

    当初は洋子が興味を持たなかった睦雄のことを、億劫だからやったはずの「いないいないばぁ」で笑ってくれたことで、見え方に変化が生じたという転換点が上手く表現されていて素晴らしいです。

    良かれと思って行ったことが原因で、暗転に変わる悲劇を巧みに描写されている点は読後も深く胸に残りました。
    愛らしさの天使と、重荷を背負う天使。辿ってきた道筋を知れば、どちらも尊い翼なのでしょうね。

    作者からの返信

     読んでくださってありがとうございます。


     私は三島さんの『離宮の松』を読んで、登場人物の美代の行動に思う所を感じました。

     上記の理由から、私がこの作品で最も描きたかった物事の一つが、洋子の睦雄に対する見え方の変化の部分でした。

     結構気合を入れて書いた部分だったので、中里さんが『素晴らしいです』と褒めてくださって嬉しいです。


     乳児ボツリヌス症で睦雄が死んでしまうというのは無理のある展開かな? と書いてから不安になっていました。

     けれども中里さんがこの部分の文章を読んで、『読後も深く胸に残りました』と言ってくれたので、すこし安心しました。

      
     コメントのお言葉ありがとうございます。

    編集済