拝啓、こちらは雨降りです
この歌詞は、あるやり取りから始まりました。
作家仲間に「作詞するにあたり、何かキーワードが欲しい」と聞いてみたところ、返ってきたのが、タイトルにある「拝啓、こちらは雨降りです」になります。
これは、私がその作家仲間に「今日は雨降りです」と挨拶したことに由来します。
さて、これをどう料理しましょうか?
何かの手紙をモチーフにしようか。それとも気軽なメッセージの交換か。
そこで私が考えました。
挨拶ではなく、暗号的な意味合いにしてみては面白いのではないか?
ちょうど、拙著『羽鐘司令とスマホ少尉』を連載中ということもあり、作家を応援するような、そんなイメージを持たせてみることにしました。
挨拶ひとつが、その作家を励ますような合図になる。
作家の立場に寄り添い応援するような歌詞にしたつもりです。
現在、カクヨムコンの真っ最中ですし、大多数の作品の中で生き残るほんの一握りになるのは至難の業です。
そのためには、作家の頑張りが必要不可欠ですが、応援する立場も、また欠けてはならないものです。
サビの部分は、まさにそういった作家の決意を表現しています。
応援というイメージですので、個人的には『羽鐘司令とスマホ少尉』のテーマソングという位置づけです。
それでは、触れてみてください。
『拝啓、こちらは雨降りです』
[Verse1]
朝にまた男から連絡がきた
挨拶と天気を伝えるメッセージ
どうやら雨が降っているようで
星が見えないとボヤいている
私は「星はそこにいる」と返す
作戦の開始を告げる決意のメッセージ
[Pre-Chorus]
最前線で生き残るためには
互いに支え合う必要がある
男が戦い続けると言うなら
私も戦いを止めることはない
[Chorus]
朽ち果てることに抗うなら
その意志を貫くのなら
どれだけの苦難があっても
言葉は途切れることはない
無難に生きるなんてできない
衝動を抑えるなんてできない
寒さ覚える秋雨の日に
家の中で戦線は拡大していく
[Verse2]
今朝もまた男から連絡がきた
挨拶と月齢を伝えるメッセージ
新月は星が雨のように降るが
寒さがツラいとボヤいてくる
私は「波は戻ってくる」と返す
作戦の継続を告げる確信のメッセージ
[Pre-Chorus]
最前線で立ち続けるために
互いに支え合う必要がある
男が戦い続けると言うなら
私が撤退することはあり得ない
[Chorus]
朽ち果てることに抗うなら
その意志を貫くのなら
どれだけの苦難があっても
言葉は途切れることはない
無難に生きるなんてできない
衝動を抑えるなんてできない
寒さ覚える秋雨の日に
家の中で戦線は拡大していく
[Bridge]
私たちは言葉を紡ぐためにいる
言葉は旋律になり
言葉は風景になる
際限なく降り続く雨のように
創作が生まれ落ちていく世界に
私と男は立ち向かっていく
[Chorus]
朽ち果てることに抗うなら
その意志を貫くのなら
どれだけの苦難があっても
言葉は途切れることはない
無難に生きるなんてできない
衝動を抑えるなんてできない
寒さ覚える秋雨の日に
家の中で戦線は拡大していく
[Outro]
今もまた男から連絡がくる
挨拶と天候を伝えるメッセージ
静かに息を飲み戦線を見る
作戦は今日も繰り広げられる
拝啓、こちらは雨降りです
曲のリンク
↓
https://suno.com/s/W1iCI6zcPsQEzmbG
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