食することに綺麗も汚いもない!
肉を喰らうのも、草を喰らうのも、生き続けるために必要なこと。
摂食行為は自然の摂理。
喰わずして生きられぬ存在などこの世・あの世にはいない!
この作品の見どころ、否、食べどころは、まさに調理!
え、それ調理できるの? するの? 食べるの? 食べられるの?
と怒涛の展開の後に繰り広げられる調理模様。
調理とオカルトを見事に融合させている。
普通、オカルトで調理でグルメならば、人が(自主規制)とか(自主規制)される血肉滴る展開が相場である。
誰が怪異とグルメを掛け合わせるのを思いつこうか。
確かに、怪異が人を喰らう作品は多いが、逆なのは見ない。
見事な点を突いたグルメな一品――失礼、逸品、あ、間違ってないけど、敢えていうなら、美味い作品である。