あとがきへの応援コメント
玉藻の前は全く気づきませんでした。
戸羽で気づくべきだった…いや無理です(笑)
ただ、他の方も指摘されている通り、この話、まだ全てが明らかになっていないんですよね。
珠代の不可解な死は、戸羽が犯した狂気の成れの果てと似ている。
ということは、その前にも同じことをやった人間がいて、発端となったその「死」さえもが、その「成れの果て」だとしたら、その先にはもっと底知れない闇が広がっているとも考えられますね。ああ恐ろしい。
そして、御影は果たして生還した「ひと」だったのか。
それも考えさせられる終わり方でした。
余韻だけでいくつか物語が作れそうです(笑)
何はともあれ楽しい時間を有難うございました。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
命名につきましては作者なりの遊び心です(笑)
物語の奥にあるものについて、丁寧に読み取ってくださりありがとうございます。明確に語らなかった部分につきましては、まさにご想像のように、いくつかの可能性を含ませた形で残しております。
御影の在り方についても含め、この物語が「答え」ではなく「問い」として、少しでも心に残るものであれば幸いです。
最後までお読み下さりありがとうございます。
エピローグ 03への応援コメント
完結おめでとうございます。
「私のオススメを読んで」という謙虚なイベントでオススメとして紹介されていたので、タイトルに惹かれて、(イベントに参加せずに)読みにきたのですが、期待以上の出来に毎回ワクワクして読んでおりました。
こういう問題を真っ向から語る作品にはなかなか出会えないので、とてもラッキーでした。
色々と想像の羽を広げて読んでいました。
検索とか評価では辿り着けないのでどうやったらいいのか…
素敵な作品をありがとうございました。
とても面白かった(怖かった)です。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
本作は、あとがきにも記しました通り、昨今の社会問題でもあるAIのテーマを物語に取り入れてみたいと思い、執筆いたしました。作中の人物たちはある意味で狂気に堕ちておりますが、それもまた純心がゆえのものであるとも感じております。
>色々と想像の羽を広げて読んでいました。
ありがとうございます。毎度、興味深く拝見させていただきまして、私としても楽しかったです。
>素敵な作品をありがとうございました。
>とても面白かった(怖かった)です。
そのように感じていただけたことが何より嬉しく、作者冥利に尽きます。
改めまして、最後までお読み下さりありがとうございました。
第60話への応援コメント
社会復帰
戸籍にパスポート
珠代が珠代として生きていく先には個人のアイデンティティ以上の困難さが横たわっているのですよね。
ただこれが唯一の「成功例」なのかと考えるとちょっと薄ら寒くなります。
AIの社会実験
今でも、どこも同じようなことやってますよね…
鉄腕アトムの命題
青い猫型ロボットの先には人間の永遠の夢が歪に歪んで浮かんでいる。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
そうですね。
仮に生命の蘇生ができたとしても、それがイコールで社会での蘇生ではないので、結局は別の壁が待ち受けているものだと思います。
>AIの社会実験
利便性を得られる素晴らしいものだと思いますが、やはり大きな問題は安全性と倫理的課題だとも感じます。まだまだ難しい段階ですね。
>鉄腕アトムの命題
こちらも考えさせられますね……。私たちはこの新たな隣人についての誕生を祝福するとともに、人間とロボットの共存、科学技術の平和利用といったことを考えていかなければならないのだと思います。
第49話への応援コメント
タマヨと珠代の境界線を脳裏に描いてしまった時点で、それは珠代でもタマヨでもなく別物なんですよね。
もつれたふたつを収束させるのは観測者の存在。文脈の逸脱は科学者としてはエラーでも人間としては成長(パラダイムシフト)かもしれませんし、色々考えさせられます。
こういう硬質の論理では語れない「あいだ」を描けるのが小説の良さですよね。本当に楽しい。
怖いけど(笑)
作者からの返信
夢蜻蛉さま
お楽しみ頂けているようで何よりです。
そのヒトだろうと確信するに足る理由はなんなのか。「記憶」なのか「魂」なのか、それとも別の「何か」なのか。「同一性」をどこに置くかは古典からずっと決着のついていない永遠のテーマだと思います。
第36話への応援コメント
ない情報は推論で埋める。ソフトウェアレベルでは現状のAIと変わらない。
ただこの種のハルシネーションは人間にも付きものなので許容範囲にないとなると果たして「理想の珠代」がどこかのベクトルに存在するのか。死者は永遠の偶像ですからね。
この辺りの人間くささとAIらしさの裂け目が悲劇に繋がりそうな気配がひしひしと…
作者からの返信
夢蜻蛉さま
おっしゃる通り、「ない情報を推論で埋める」という意味では、タマヨの挙動は現状のAIと地続きですし、人間の記憶の曖昧さともかなり近いところにあると思っています。
作中では、その同じはずの挙動がなぜか受け入れられない、というズレの方に重心を置いています。事実の誤りそのものよりも、「それがどこから来たものなのか」が問題になるというか。
「理想の珠代」についても、たぶん固定されたものとしてどこかにあるというよりは、戸羽の中で更新され続けているものに近いのかな、と考えています。だからこそ、近づこうとするほど乖離が見えてしまうのかもしれません。
エピローグ 03への応援コメント
完結、おめでとうございます!
結局、謎は謎のままでしたかー。コズミックホラー的な要素があったので、何かホラーじみた存在が顔を見せるのかと思いましたが、珠代という御影にとってあまりに幻想的で理想的な存在が現れたので、どこかで御影の幻想が入っているのでは――とか考えてました。
ちなみに初期の予想はこんな感じでした。
https://kakuyomu.jp/users/anze/news/822139843557113350
途中で気になったのですが、原初アクセスルートはプログラム動作層よりも上のrootに入ってアクセス権限ぶんどる感じ? でしょうか。あと『AIであるための初期設計でわざと残された空白』というのが、ちょっと分かり辛かったのですが、どういうものだったのでしょうか(どこかで見落としたのかもしれませんスミマセン)
本作、先の読めない話で楽しめました。ありがとうございました。
作者からの返信
あんぜさま
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
>結局、謎は謎のままでしたかー。
そうですね、ここは謎のまま置いています。ある種、珠代(タマヨ)という存在がその超常的なナニカでもありますし、あの洋館自体がその超常を引き寄せるナニカでもあるので「きな臭いままで終わった」といった感じです。もちろん、どこかでこの先も研究は進められているかもしれません。なにせ、人類はいつだって不老不死を願ってきましたので――。
>原初アクセスルート
>『AIであるための初期設計でわざと残された空白』
ご指摘箇所ですが、ここは少し分かりにくかったかもしれません。
原初アクセスルートは、いわゆるroot権限のさらに下にある「設計段階の基底」に近いイメージです。権限を奪うというより、権限という概念が成立する前の層に触れる、というニュアンスになります。
例えると「ブートローダ」「マイクロコード」「セキュアエンクレーブの初期鍵」にも近いですが、それらよりさらに下の【設計時にしか触れない領域】を想定しています。
また「空白」については、欠陥というよりは仕様で、完全に定義してしまうとシステム自体が成立しなくなるため、あえて未確定のまま残されている領域を指しています。これは現実のプログラミングでも「なんで必要かがわからないけど、消すと動かなくなる記述」に近いかもしれません。
これを作中で御影は、
「それは、人間で言えば遺伝子の螺旋に紛れ込んだ不可解な空白のようなものだ。人間が人間である前提として、解析できないまま組み込まれている領域」
とたとえている、というイメージです。
改めまして、最後までお読みいただきありがとうございました!
第28話への応援コメント
見ていて、フラットランドを思い浮かべました。
人間では認知できない領域からの干渉。シンギュラリティの先には、そういう未来が待っているかもしれませんね。
ひとでは到達不可能な領域。ひとを超えた存在のすることは決して人の持つ論理体系では「見えない」世界の出来事なので、もはやそれは魔法や呪術の類としか映らない。
きっかけは、Transformerを用いたAIモデルの構築だったかもしれませんが、その先は独立して遥か到達不可能な領域にまで行っている。もはや理解不能な領域ですね。どうなるやら…
作者からの返信
夢蜻蛉さま
お楽しみ頂いているようでなによりです。
フラットランドの連想は確かに近いかもしれませんね。
人間の論理体系の外から干渉されたら、それはもう科学というより魔法や呪術に見えてしまう、という感覚は自分も書いていて意識していました。
きっかけはAIモデルでも、その先が人間の理解できる範囲に収まるとは限らない……かもしれません。
第22話への応援コメント
青い猫型ロボット自体が現代において永遠に生き続ける化け猫みたいなものですから、それを科学で埋めようとすると歪みが生じる。それは呪術を科学で近似するようなものだから
珠代の望みそのものが本質的に狂気の火種を抱えていたとすれば、それを盲信する彼もまた…
彼が何をして、どこから資金を得ているかを考えると、どこに行き着くのか。
人の心を持ち、人間のように振る舞うロボットは夢でもありますが、裏返すと永遠に生き続ける存在という狂気につながる。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
純心を追い求めることは、時に形を変え、呪いにもなり得るのかもしれませんね。
彼女が願った先を、どうか最後まで見守って頂けましたら幸いです。
第20話への応援コメント
単なる身体知を伴わない記録による学習とはまた異なったナニカが働いているような感じですね
文脈の奴隷であるAIとは異なった得体の知れない息吹に戸惑いつつも、その先に何があるのか知りたいと思う気持ち
私たちはツールとしてのAIの使い方に終始しているのですが、人格となるとまた違ったものが必要になってくる。狂気と紙一重の禁忌の領域
その正体はなんなのか。想像するだけでゾクゾクします。楽しみです。
作者からの返信
夢蜻蛉さま
お楽しみいただいているようで何よりです。
やはり人間は、得体のしれないものに恐怖を抱きつつも、そこに手を伸ばさずにはいられない生き物なのかもしれません。
ツールとしてのAIと、人格としての存在。その境界にあるものが何なのか。
この先で少しずつ見えてくるものがあるかもしれません。
よろしければ引き続きお付き合いください。
第32話への応援コメント
これって要はフランケンシュタインの怪物みたいなものなんでしょうか。遺伝子情報から再生するよりもさらに難度が高いし、謎の金属色といい、時間がおかしい事といい、コズミックホラーじみてきましたね。
私、圧倒的な処理速度と合理的な思考、パラケルススという要素から、培養した珠代の脳を複数用意して、AI学習の演算に使ってたのではないか。そして御影には嘘の情報を与えて、最終的な人格は培養した珠代本体にインストールしようとしたのではないかと思ってたんですよね。
ただ、時間がおかしいとなると、培養にかかる時間という問題もナシにできますし、さらに謎の技術とくれば、どういう再生になるか予想できなくなりましたね。
作者からの返信
あんぜさま
フランケンシュタインの怪物に近い部分は、確かにあると思います。
ただ、戸羽が目指しているのは「生命の再生」というより、「人格の再構築」に近いのかもしれません。
いろいろ想像しながら読んでもらえるのは、作者としてとても嬉しいです。
第4話への応援コメント
わかりやすく言えばT-800方式ということですね。戸羽が遺伝子を通しての再生を選ばず、機械ベースを選んだという事は、身体は同じでもそれは珠代じゃないと考えたか、それとも同じ時間を生きたかったか。
そう言えば少し前にマスク氏が言語の脳へのダウンロードを10年内に可能にするとか言ってましたけど、人格や記憶のバックアップとレストアも遠い未来じゃなくなるかもしれませんね。
作者からの返信
あんぜさま。
身体が同じでも、魂はどう再現できるのか……。
そこがこの話の焦点です。T-800方式、言い得て妙ですね。
>言語の脳へのダウンロード
倫理的な課題もありますが、現実には「デジタルメモリー再現」の試みもありますね。こうして見ると、SFの世界がだんだん現実に近づいている気がします。
第3話への応援コメント
今のAIはコストとスピードの問題で人間と同じような思考はしないそうですね。ASIくらいまで進めば人格の振る舞いも再現できるのかもしれませんが、果たして、そこに人格の内面は再現できるのか。サンプルからの推測モデルに過ぎないのではないのか……とか考えます。
あとシンプルに電気代掛かりそう!w<戸羽氏
現実でもAI開発には電力が最大のネックですしね。
作者からの返信
あんぜさま
コメントありがとうございます。
仰る通り、現在のAIは「人格そのもの」というより、あくまでデータからの推測モデルですよね。そのあたりの「再現された人格は本当に本人と言えるのか?」という問題は、この作品でも少しずつ触れていく予定です。
戸羽の考えはかなり狂信にも近い発想なので……そのあたりも含めて見守っていただけると嬉しいです。
そして電気代はたぶんとんでもないことになります(笑)
あとがきへの応援コメント
遅ればせながら、完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
ご存知……もしくはお察しかもしれませんが、私はエンタメ系のラノベを好む傾向がありますので、実は本作のような作品はあまり好んで読みません。
ですが、それでも最後まで読ませることのできた神山さまは流石ですっ!(どういう褒め方?w)
ただ、エンタメ派の人間としては最後には少しくらいカタルシスが欲しかったなぁ……なんて思ったり。
こういう「しこりの残る終わり方」も悪くはないのですがね。単に好みの問題ですw
とりあえず、最後まで読みましたので★はつけさせてもらいますね(何とかカクコン選考期間に間に合ったwww)
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
こちらこそ、最後までお読みくださいまして本当にありがとうございます。
>私はエンタメ系のラノベを好む傾向
ですよね。短編であれば講評などで慣れていらっしゃるかもしれませんが、文庫一冊分の長編となると……。
それでも最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。
>それでも最後まで読ませることのできた
ありがとうございます。
先が気になるように、気になるようにと意識して書いていたので、そう感じていただけたなら素直に嬉しいですw
>「しこりの残る終わり方」
すみません。ここは完全に私の好みですねw
角川ホラー文庫系の作品が好きで、その影響をかなり受けていることもあり、今回はこういった幕引きを選びました。
>★はつけさせてもらいますね
ありがとうございます! ありがたくいただきます!
慣れないジャンルだったと思いますが、最後までお読みいただき、ご感想やご指摘も含めてとても嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
エピローグ 03への応援コメント
最後まで非常に濃密なお話でした。
御影は「自分が殺したのは珠代か、タマヨか」という問いをしていましたが、「あの瞬間は珠代だと感じていた」と思いますねぇ。
でも人の意思は移ろいゆくものですので、後になって分からなくなったということでしょうか……。
ただ……う~ん……スッキリしない終わり方っww
色々と謎が謎のままに終わってしまったので、最後まで読んでも「万人向けの作品」ではないですねぇ。
もちろん神山さまが、それを狙ってはおられなかったのは明白ですが。
最後に、ずっと疑問に感じていたことを尋ねたいのですが……。
「謎の不審死」は珠代の死が最初でしたよね? そして不審死は「戸羽が珠代の身体を造るため」ですよね?
この時系列の矛盾には、どんな答えが用意されているんだろう……と思っていたのですがw
作者からの返信
三鞘ボルコムさま
🍵
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!
>スッキリしない終わり方っww
>「万人向けの作品」ではない
>狙ってはおられなかったのは明白
申し訳ないですwここは最初から揺るがせない部分でした。
この話のテーマは「御影が殺したのは、AIなのか、ヒトなのか」という一点にあり、その問いを投げ切った時点で、答えは読む側に残る形になるだろうと思っていました。
もやもやしていただけたなら、それ自体がこの物語の到達点だと感じています。
>「謎の不審死」について
こちらは、「珠代の死がなければ、戸羽と御影は本気で彼女をつくろうとはしなかった」という構造が、物語の根底にはあります。
ただ、それを因果としてきれいに並べてしまうと、御影が最後まで抱えている「分からなさ」や罪の感触が失われてしまう気がして、あえて時系列としては整理しませんでした。
この話では、珠代の死は「説明できる出来事」というより、どうしても起きてしまい、その歪みだけが残った出来事、という位置づけにしています。
この点で「なんでや! スッキリせんやんけ!」と感じられたとしたら、筆力の不足もあったと思います。
とにもかくにも、ここまでお読みくださいまして、本当にありがとうございます!
編集済
第4話への応援コメント
企画への参加ありがとうございます。
なんていうか、シュタインズゲート・ゼロのアマデウスを思い起こさせるなと思いました。
そこでも出てきましたが、主人公はそのAIに故人を重ねてしまうのかなどなど気になりますね。
あと、どことなくタイトルのつけた方にもシンパシーを感じました。
作者からの返信
@udonKomeさま
コメントありがとうございます。
仰る通り、シュタインズゲートをまったく意識していないとは言えませんね。
アマデウスが牧瀬紅莉栖の記憶を持つAIである以上、拙作の「故人をAIとして」というアプローチも、どこか想起させる部分はあるかもしれません。
ただ、自分なりの切り口で描ければと思っています。
そのあたりも含めて楽しんでいただけましたら嬉しいです。
第23話への応援コメント
あら~? なんだか話の方向が超常的な方向に?
御影の感覚とも違いますが、私は「藤原と会ってから数日は経っていた」と思っていたので途中から違和感が走ってました。
「先ほど」も「先日」の誤字かな、とw
>だが、それに気づけるのは、親しかった人間だけ
これを見て、昔親しかった双子を思い出しちゃいましたw
二卵性だったので結構違いのある2人だったんですが、親しくない人から見ると見分けがつかなかったそうで。(私も親しくなるまでは分かりませんでしたがw)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
御影の視点でも読者の感覚でも、少し意表を突く展開になっていますが、このまま楽しんでいただければ幸いです。
>だが、それに気づけるのは、親しかった人間だけ
わたし自身も経験がありまして、一卵性双生児とか本当にわからないですw 親しくなるまで見分けがつかないこともありますよね。
あとがきへの応援コメント
再び失礼いたします。
星を一つ追加させていただきます。
【追記】
物語の結末に至って、私は『インセプション』を想起しました。
どこまでが事実で、どこからが虚構なのか。
あるいは、それすらも含めた陰謀なのか。
答えは最後まで明示されません。
しかし、いずれの解釈に立ったとしても――
「記憶」はすでに上書きされている。
現実か幻想か、真実か虚構かという区別そのものよりも、
上書きされた記憶の方が、より確かなものとして残る。
その感覚が、本作の読後に強く刻まれました。
作者からの返信
wosopuさま
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
>どこまでが事実で、どこからが虚構なのか。
壮大な仮定として、「我々が生きている現在は、もしかすると地球が見ている夢なのかもしれない」という考えもあります。
私たちが感じているものはすべて、誰かの夢なのかもしれません。このとき、一体何を信じればよいのか――。
wosopuさまが最後に感じられた読後感に触れられ、作者冥利に尽きます。
心より、ありがとうございました。
あとがきへの応援コメント
生と死、思想や哲学、様々なテーマが絡み合う中で、生命やAIとどのように関わっていくのか、作品にどう反映させていただくのか、大いに勉強させていただきました。最も心に残ったのは、完成して生まれ立った珠代が、死を願う瞬間。これしかないよなあ、と思いつつもその孤独さと寂しさに胸が打たれました。素晴らしい読書体験ありがとうございました!
作者からの返信
ぽぽこぺぺさま
ここまでお読み下さり、ありがとうございます。
また、珠代の最後の瞬間にまで目を留めていただき、ぽぽこぺぺさまの心に残ったとのこと。とても嬉しく思います。
そして、なによりも、応援やレビューも本当に励みになりました。
こちらこそ、本当にありがとうございます。
第6話への応援コメント
確かに、怪死事件が連続したなら「最初の事件」を再捜査するというのも頷けますね。(最初が珠代なのかは分かりませんが)
ただ「当初は事故として扱った」というのはどうなんですかね?
死因不明・事件性なしならば「病死」とするのが普通なのではないかと。(『デス〇ート』じゃないですが、心臓麻痺とか)
あと、「(珠代の葬儀に)戸羽を伴って参列した」とありますが、戸羽は御影より遅れてやってきたような……。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。
>ただ「当初は事故として扱った」というのはどうなんですかね?
言われて確かに、と思いました。急ぎ、修正します。
>戸羽は御影より遅れて
ここは説明が足りていなかったですね。こちらも、流れだけ明確になるようにします。
ありがとうございます。
第3話への応援コメント
なるほど、興味深いですね。しかも実際やろうとする人間が出てきそうな内容。
ただ文系人間として思うのは、パターン化され分析された性格や特徴ではなくて『その人が何を見てどう感じたのか?』という経験や思考感情はSNSなどの記録に残っていない場合も多く、実はそういうモノこそが個人を個人たらしめる要素だと思うので。
クローンでレプリカを生み出したとして、その辺の齟齬が登場するのかどうか…気になりながら読み進めますね。
作者からの返信
川中島ケイさま
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、「記録に残る特徴」よりも、「その人が何を見て、どう感じ、どう解釈したか」という余白こそが、個人を形作っているのではないか――その疑問は、この物語を書く上で私自身が最初に引っかかった点でもあります。
その違和感が、この先どのような形で表に出てくるのかも含めて、読み進めていただければ幸いです。
第2話への応援コメント
この度は自主企画へのご参加、ありがとうございます。採点では大変お世話になりました。
凄く情景描写が綺麗というか脳内に変換しやすく読みやすくて勉強になります。そして先が気になってしまう描き方が流石ですね。
一点誤字報告的なものですが、このエピソードの本文開始前に全角スラッシュ/1文字だけ入っている行がありましたので報告させていただきます。
作者からの返信
川中島ケイさま
コメントありがとうございます。こちらこそ、講評企画にご参加下さいまして、ありがとうございます。
情景にはかなり拘りましたので、お褒めいただき嬉しいです。また、前半はできるかけフックを強めるように構成しましたので、そこも見て頂けてありがたい限りです。
>全角スラッシュ/
話の区切りという意味でのスラッシュでしたが……、確かに考えてみると二話という時点で区切りなので、必要ないかもしれませんね。
ご報告ありがとうございます。
第0話への応援コメント
タイトルの『虚数解』という理知的な響きと、物語全体に流れる静謐な空気感の調和が素晴らしかったです。特に、文章の美しさに惹き込まれました。
冒頭の「香煙が雨に溶け、灰色の空へほどけていった。」という表現は、二人の喪失感がそのまま景色になったようで、ハッとさせられました。香煙の描写で、ここまで表現されるとは……あと、御影さんが戸羽さんに対して「傘の端をそっと傾けて戸羽の肩を雨からかばう」シーンも印象に残りました。素晴らしいです。洗練された筆致で描かれる二人(三人?)の物語、これから追って行きたいなと思いました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
タイトルから文章に至るまでお褒めいただき、ありがとうございます。
情景を「手触り」としてお届けしたいと考え、かなり意識して書いておりますので、素直に嬉しく思います。
>「傘の端をそっと傾けて戸羽の肩を雨からかばう」
言葉で語らない何かを届けたいシーンでしたので、それを受け取って頂けましたことが嬉しいです。
>これから追って行きたいなと思いました!
ありがとうございます。
ご期待にお応えできるよう、全力で取り組んでまいりますので、引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。
第53話への応援コメント
こんばんわ! この度は本企画 『読みたいのは、売れる目的の万人受けする二番煎じものの作品じゃなくて、後世に遺る隠れた名作』に参加していただき、ありがとうございます!
最新話まで読ませていただきましたが、本当めちゃくちゃ面白いです! 文章から緊迫感が伝わってハラハラドキドキしながら読んでました!
自分は、ある程度話が溜まったら一気読みするタイプなので、また暫くしたらお邪魔させていただきますね!
作者からの返信
めぐみやひかるさま
ありがとうございます!
最新話まで読んでいただけて、本当に嬉しいです。緊迫感を感じていただけたこと、すごく励みになります。
企画を見たときに「これだ!」と思い、参加させていただきました。少しでも楽しんでいただけるよう、引き続き頑張りますので、またお越しいただける日を楽しみにしています。
引き続き、よろしくお願いします!
第4話への応援コメント
コメント失礼致します。
神山さんの新作は大胆なテーマでありながら、非常に難易度の高い硬派な題材だと感じました!
私自身も、過去に似たテーマ、すなわち私の作品におけるデジタル人格(デジタルヒューマン)の器(容れ物)について考えたことがあります。しかし、私はその説明を避け、敢えて言及せずに流し、読者の注意をデジタル世界へ意図的に誘導しました。
このテーマをSFとして真正面から扱われたことに大変驚き、後続の展開を大いに期待しています!
作者からの返信
wosopuさま
お褒め頂き恐縮です……。ありがとうございます。
整合性に苦労はしますが、SFは好きなジャンルなのでかなり気合いれました。
今後もよろしくお願いします。
あとがきへの応援コメント
少し遅くなってしまいましたが、少しずつ読み進め、最後まで拝読いたしました。
深く繊細な文章で登場人物たちの感情がとても生き生きと描かれており、大変素晴らしい作品だと感じました。
物語が進むにつれて、AIと人間、そして科学と倫理の境界について自然と考えさせられましたが、結末を読んだ後でもなお、簡単には答えを出せない余韻が残りました。
また、あえて物語の中にいくつかの謎を残し、読者に自由に考える余地を与えている点も、とても魅力的だと感じました。そのおかげで、大変貴重で興味深い読書体験をさせていただきました。
作者からの返信
莧子さま
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
また、過分なお言葉を頂戴し、重ねて御礼申し上げます。
AIと人間、そして科学と倫理の境界について触れていただけたこと、大変嬉しく拝読いたしました。
明確な答えを提示するのではなく、読後に少しでも考えが残るような物語を目指しておりましたので、そのように受け取っていただけたことは何よりの励みです。
私たちはこのAIという新たな隣人と、これからどのように向き合っていくのか――その一端でも感じていただけておりましたら幸いです。