黄昏ディスコース

@oniremon

冒頭にて

「ごきげんよう――そして、ごきげんよう」

拝啓――――親愛なる読者様。



どうも、ごきげんよう。


まずは、この作品を開いてくださったあなた様に、心から御礼申し上げます。




そんなあなた様へ。




筆者より、せめてもの感謝の意と致しまして、ご忠告申し上げます。



この作品は、恐らく多くの人に望まれるものではございません。




ほとんどの人がここで引き返すことでしょう。


怖いもの見たさで次の話へ進んでも、多くの人は途中であきらめると思います。


意地で最後まで読み切ったとしても、さらに次の話へは進もうとはしないはずです。



ましてや――――


この物語を最後まで読み切れる人は、ほんの一握り。




理解できる人は、さらに少ないと思います。




私は、あなた様の貴重な時間を無為に奪いたくはございません。


生半可な気持ちで読もうというのなら、ここで閉じた方がよいかと存じます。



それを咎める者はどこにもおりません。


読み物とは、元来そういうものでございます。




それでも、もし「読みたい」とお思いになるのなら、


どうぞ次の話へお進みください。




さらに読み進めよう言うのなら、時間に追われないときになさるがよろしい。


最低でも書籍1冊分を読み終わるくらいの時間が。可能ならばもっと。



「今日はここまで」などという読み方はなさらない方がよろしい。


きっと途端で迷子になってしまうから。




さて、あなた様はどこまでいけるでしょうか。


また、どこかでお会いできる日を楽しみにしております。



それでは、ごきげんよう。



――――筆者より

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