不安定な僕らの結合式

青夏 水蓮

第1話酸素×水素

ここは、元素学園、男子だけ通ってる学園だ。

さらに元素が擬人化した子たちがいる。

僕(白灯)と白流は水素(H)の双子だ。オマケにいつもくっついてる酸素(O2)の蒼生がいる。

「水素って軽いよなお前らも軽いの?」「軽いよ〜」

と白流が返事する。

「二人合わせて40キロ!」

蒼生は思わず、

「軽っ!」

と言った。

「あと、ふわふわと浮ける」「すごっ!」

と蒼生は思わず言う。僕と白流は

ふわふわ浮きながら次の授業の場所に向かった。

蒼生は

「待て〜!」

といいながら二人を追いかける。ちょっと息が切れた蒼生が二人の前で止まった。

「やっぱり君たち軽すぎるよ」

「でも一緒にいると楽しいだろう?」

白兎が笑うと、白流もにっこり。蒼生は笑顔になった。

「楽しいな!」

そして、僕らの仲が良くなったのだ。

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