サクッと読める短篇です。軽快なやり取りが楽しい!昆虫を通し、日本人ならお馴染みの「可愛い」とは何か?が語られていきます。…拝読していて、本当に小さい頃にはダンゴムシを触れたのに、自身の成長と共に触れなくなっていた記憶が蘇りました。「可愛い」とは何なのか?
昆虫学研究室を訪れた「僕」を待っていたのは、おかしな教授と魅力の助教授佐伯さん。「僕」はいきなり「かわいい昆虫探索」をすることになって……?かわいい昆虫って何? と思ったら、意外と見つかる「かわいい」!妙なテンションの教授、「僕」のツッコミ、まともなようでそうでもない佐伯さんの三人が織りなす笑いの世界もなんとも楽しい。思わず笑顔になってしまう、魅惑の昆虫ワールド。いかがですか?