雨の日の冒頭が雨の日の憂鬱さ加減を表していて共感してしまう。そんな中らに来訪した友人はそんな憂鬱さを微塵も感じさせない女性だった。周りに不幸をバラまくとされている彼女だが彼女のめげないリズムに乗せられるうちに主人公の雨音への感覚が変わっていく流れが秀逸です。読み終わった後になんとなく得したような気分になれました