魔法が発展しきった世界で、あえて「科学」を発見するという発想がとても面白かったです。特に魔法の限界を社会構造や資源問題から描いているため、単なる科学無双ではなく文明論としての説得力があります。
マナの幼少期からの異常な才能と研究者気質も魅力的で、周囲の理解ある両親との関係が温かく描かれていました。冒頭で教祖となった未来を見せてから過去へ遡る構成も、「なぜ科学が宗教になったのか」という興味を強く引きます。
魔法と科学を対立ではなく両方愛する主人公という点にも好感が持てました。今後どのように世界の常識を覆していくのか楽しみです。