タイトルの意味を、ずっと考えていました。燃える花に、じょうろの水は必要なのだろうか。それは、やがて自分を焦がすのではないだろうか。さまざまな思いがあります。組織にとってはカウント1でも、誰かにとってはかけがえのない一人なのだと。だから強くならねばならないのだと思いました。強くなればやさしくできる。強いからこそ、世界に種をまいていけるのだと。花海で、国境線を見えなくしてしまいたい。そんな幻想を味わう、短編でした。