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  • 先行訃報症への応援コメント

     現象だけ見ればデジタル管理上のバグ。個人データが別人の死亡情報を同姓同名の人間にまで拡大して誤認してしまったような感じで、「社会(データ管理)的に死んでいれば、たとえ当人が生きていたとしても、社会的には死んだことにされて何もできなくなる」というSFホラー的な話ですが、……けれどどうやらそうじゃないと、少しずつ明らかになっていくのが怖かったです。
     これを精神科医の先生が分析しているのがまた奇妙ではありますがw 恐らく彼が中盤で語った、「二度目の死が先に来ている」というのが正解なのでしょうね。自身の死亡情報を目にして発症するあたりは、一種のドッペルンゲンガーのような印象も。
     読者側としては、誤認しているのはコンピューターではなく”世界”の側で、それがいつの間にか”修正”され、最終的に帳尻が合う、そして現象自体無かったことになる。それがまた怖い。人の存在すらもデータのように消えてしまえるような、そんな世界構造の不安定さを目の当たりにしたような、そんな気持ちになりました。

     いや面白かった。そしてしっかり怖かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! そして前の作品に続いて読んでいただけて、とても嬉しいです。

    「ただのデジタルバグじゃなくて、“世界の側が誤認していて、いつの間にか帳尻を合わせてくる”」という読み取り、本当にその通りで、まさにそこに薄ら怖さを置きたかったのでニヤニヤしながら読ませていただきました。

    精神科医の「二度目の死が先に来ている」という話や、ドッペルンゲンガー的な印象に触れていただけたのも嬉しいです。情報社会の話をしているのに、どこか古い怪談の匂いがする……くらいのバランスを狙っていました。

    「面白かった」「しっかり怖かった」と言ってもらえて本当に励みになります。
    またこういう系統の話も書いていきたいので、よければこれからもお付き合いください!