第2話(2) 女性兵士は自由恋愛?


 私は自分のベッドで自慰をしていた。すると、ベッドの横に突然エレーナ少佐が立っているのに気づいた。あ!少佐に見られた!


「大尉、貴様には羞恥心というものがないのか?」エレーナ少佐は指揮棒でミーシャの二の腕をポンポンと叩いた。

「少佐、申し訳ありません」

「なんだ?この手は?貴様、ショーツに手を入れて何をしている?」

「あ、あの、自分で慰めておりました」

「処女の分際で、自慰をしていたのか?」

「そうであります」

「ミーシャ、そんなに性欲が強いと軍務に支障をきたすぞ!」

「抑えようとしているんでありますが……」

「わかった。自慰を許可する。私の前でやってみろ!」

「少佐、お許しください」

「ならん、ショーツを脱げ。やってみろ!」


 あまりの恥ずかしさに私は目を閉じてしまった。命令には従わねば。腰を浮かしてショーツを脱いだ。脚を開いた。

「大尉、自分で広げて私に見せてみろ」

「こ、こうでありますか?」

「フン、処女のあそこだな。ピンクでキレイではないか。それ、触れ。いつもしているように触ってみるんだ」

「少佐、いけません」

「上官の命令が聞けないのか?」

「も、申し訳ありません。ご命令とあらば。ミーシャ、触ります」


 いつもやっているように自慰をした。快感が押し寄せる。

「大尉、いつも触っているから、あそこがでかくなっているぞ」

「少佐、そんな恥ずかしいことを言わないで下さい」

「事実を述べたに過ぎん」

「ああ、ミーシャ、いけません、ダメであります」

「ダメにしては、腰をグラインドさせおって。このインランが。性欲過多だ。十分満足するまで徹底的に自慰をしてみろ、大尉」

「少佐の目の前でこんな……」

「私の眼の前だからいいのであろう?私に見せたいのか?え?大尉?」

「ハ、ハイ、仰っしゃられるとおりであります。少佐に見ていただきたいのであります」


 すると、いつ来たのか、アナスタシア少尉が少佐の肩越しに覗き込んだ。「大尉、やってますね?大尉は、少佐にやってもらいたいのでありますか?」

「アニー、黙れ!何を言う!」

「あらあら、少佐にやってもらいたいくせに。無理言っちゃって。いいですよ、大尉がされたくないなら、アニーが少佐にやってもらいますから。ねえ、少佐?」とアニーが少佐に顔を寄せて、口を……


 目を開けた。二段ベッドの上段のスプリングが目に入った。クソぉ~、夢だったか。毛布を剥いで起き上がった。側頭部を叩いた。ひどい夢だ。作戦時によくあることだった。ストレスが溜まると淫らな夢を見てしまう。ショーツがグッショリと湿っているのがわかった。


 上段からアナスタシア少尉が覗いていた。ゲッ!クソっ!「アニー、何をしている!」

「大尉、夢を見ておられるのか、うなされていましたので心配いたしまして」

「うるさい!ちょっと悪い夢をみたんだ」

「少佐と私の名前を呼んでいましたよ」クソぉ~、夢で声を出していたのか?失敗だ。

 

 アニーが猫のようにスルスルとベッド上段から降りてきて、ミーシャのベッドに腰をかけた。「大尉は、作戦が進行するとストレスが溜まるんですよ。だから悪い夢を見てしまうんです」

「うるさい、アニー、ほっておいてくれ」

「ダメですよぉ~、ストレスを貯めていたら」

「余計なお世話だ」

「軍務以外ではアニーが大尉をお世話しないと、大尉はダメなんですから」


 アニーはミーシャの毛布に手を突っ込んだ。

「こら、何をする?」アニーの手がショーツの上から大尉の股間をまさぐる。

「ほぉらぁ、大尉、ショーツをこんなに湿らせて!何の夢か、うわ言で想像がついちゃったんですよ」

「アニー、止めろ!」

「大丈夫ですよぉ~。いつものように、アニーが大尉のストレスを鎮めてあげますから」

「アニー、止めろったら、止めろ!」


 アニーの小さな手がショーツの上を撫で回す。大尉は体をビクンとさせて震えてしまった。「大尉、体は正直ですよぉ~。ここは、アニーに任せて」とミーシャの肩を押して、また仰向けに寝かせてしまう。

「アニー、何をする!」

「大尉の体が欲しがっていることでありますよ」

「ショーツに手を突っ込むな!」

 

「大尉、大きな声を出してはいけません。聞こえてしまいます。あら、イヤだ、イヤだって言って、強く抵抗なさらないですね?日本のビデオの女の子みたいですよ?」

「アニー、止めるんだ!」

「ほらほら、体の力を抜いて。どうせ、少佐に叱られている夢を見たんでしょう?大尉は少佐に叱られるとストレス溜まりますからね。でも、叱られたいって心理もあるんでしょう?」

「アニー、止めなさい!」

 

 アニーの指がミーシャのあそこを撫で回した。思わず脚を開いてしまう。「そうそう、いい子にしていて、アニーに任せて」とあそこの縦筋に沿って指を這わせる。広げられる。あ、ダメ。声が漏れそう。大尉は手を口に当てて声を押し殺した。目を閉じてしまう。「いい子ですよ。これでストレス発散できますからね」

 

 甘ったるい声でアニーがささやく。「ほぉら、腰を浮かせて。ショーツ、脱いじゃいましょう。履き替えないとグショグショですよ」と毛布を剥がされて下半身が丸見えになる。勝手に体が動いて腰を浮かせてしまう。ショーツをスルッと下ろされた。

 

「大尉、脚を開いて。あそこ拭かないと。キレイにしましょうね。アニーのお口で掃除して差し上げます」

「ア、アニー……」

「まあまあ、こんなに濡れちゃって。いけませんわ。アニーが吸ってあげます。静かにしていてくださいね」

「アニー、汚い……」

「大尉、暴れちゃだめです。聞こえちゃいます」

「ぐ、軍務中だ」

「寝ている時も軍務なんですかぁ?いけませんよ、そんなに軍務を考えては」

 

 アニーにあそこを口で愛撫されて腰を突き上げてしまった。イカン、感じてしまっている。手を噛んで声を殺した。アニーの小さな指が差し込まれてかき回される。クリも吸われる。でも、アニーは逝きそうになると指と口を止めてしまう。なぶられている。


「大尉は処女だからぁ、あんまり指は使えませんね。大事な人に取っておかないと。お口のほうがいいかなぁ?お口がいいですよね?大尉?」

「アニー、ダメ」

「ハイハイ、いい子、いい子。みんなに内緒ですよぉ。大尉と私がこんなことしているの。二人の秘密ですからね。少佐に知られたくないでしょう?」


「貴様、悪魔のようだな」

「まあ、アニーを悪魔だなんて。大好きな大尉にご奉仕しているのに。ここどうですか?」と舐めあげられる。

「アニー、そこはダメ!」

「ここがいいんですね。アン、アニーも感じてきちゃいました。大尉、アニーにも同じことをして下さいませんか?」


 アニーはミーシャに馬乗りになって、体を回した。アニーのあそこがミーシャの顔に押し付けられる。ミーシャもアニーのあそこに舌を差し込んだ。クリを吸う。アニーは腰を震わせた。


「大尉、お上手ですよ。アニーとシンクロしましょうね。アニーが大尉にしている通りにアニーにするんですよ、大尉」クソっ。いつもこうだ。


「大尉、可愛い。アニーでこんなに感じてくださって。アニー、大尉が大好きですよ」

「私は貴様が大嫌いだ」

「あらあら、お口では大嫌いだなんて言うのに、大尉の体は大好きだ、って言ってますよ。ここですよね?こうすると気持ちいいんですよね?」


「あ……」

「大尉、ちょっとお漏らしして。いけない子ですね。漏らしちゃってもいいですよ。アニーが飲んでさしあげます。力を抜いて」

「ダ、ダメ、アニー、ダメ」


 こんなことを続けていてはいけない。アニーは寝ている時も軍務ですか?軍の規定で就寝時間にこんなことをしてはいけない、という規定はありませんよ、などと言う。しかし、ダメだ。だが、いつもアニーにされてしまう。拒めないのだ。

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