罪は消えないし、赦されもしない。それでも向き合い続けるという選択こそが、生きるという行為そのものだ。贖罪は派手な救いではなく、昨日より少しだけ誠実に生きようとする、小さな積み重ねの中にある。後ろめたさを抱えたままでも歩いていいと、静かに寄り添いながら背中を押してくれる物語を紡いだ作者に深い感謝を。