第22話
(ドアを開ける音)
鈴香:すいませーん。
先生:はい、どうしたの?
鈴香:スマホ、忘れちゃって。
龍弥:持ってきたらダメだろ。
鈴香:いいじゃん。先生、お姉ちゃんなんだし。
龍弥:え?
鈴香:保健室の先生、お姉ちゃんでしょ。
先生:ばれちゃってたのか。
鈴香:誰がみてもわかるよ。
先生:さすが、私の妹。
龍弥:鈴香には、隠せきれないか。
鈴香:ん?お姉ちゃんだって知ってたの?
龍弥:さっき、聞いたんだよ。
先生:そ。さっき言ったの。
鈴香:誰にも言わないって言ってたのに?
菜々:龍弥くんにならいいかなーって。
鈴香:まぁ、龍弥ぐらいならいいけど…
菜々:鈴香の初恋の人だもんね♡
龍弥:え?
鈴香:ちょっ、言わないでよ!
龍弥:ど、どういうこと?
鈴香:だから、私の初恋は龍弥だったの!
龍弥:…ずっと光輝だと思ってた。
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