『俺達のグレートなキャンプ197 暴風雨の中、ゲルググ作るぞ』
海山純平
第197話 暴風雨の中、ゲルググ作るぞ
俺達のグレートなキャンプ197 暴風雨の中、ゲルググ作るぞ
「いやー! 最高の天気だなあ!」
石川が両手を広げて、どす黒い雲が渦巻く空を仰いだ。その顔は満面の笑みだ。まるで快晴の空にでも感動しているかのような、キラッキラの笑顔。対照的に、空からはバケツをひっくり返したような雨が容赦なく叩きつけられている。ザアアアアアアという轟音が森全体を支配している。
「最高ですね! こんな天気、初めてです!」
千葉も目をキラキラさせながら、ずぶ濡れになったTシャツを全く気にせず、両手でガッツポーズ。彼の足元には既に水たまりができており、靴が完全に浸水している。ジュブジュブと音を立てている。
「どこが最高なのよ!!」
富山が絶叫した。彼女は既に全身ずぶ濡れで、髪の毛が顔に張り付いている。その表情は完全に「なんで私がここにいるの」という顔だ。目は死んでいる。完全に死んでいる。
その時だった。
キャンプサイトの端に置いてあるポータブルラジオから、陽気な音楽が流れていた。が、突然音楽が途切れた。
『ピーピーピー。気象警報が発表されました』
三人が同時にラジオの方を向く。
『現在、この地域に大雨警報、暴風警報が発表されています。風速は最大25メートル、瞬間最大風速は35メートルに達する見込みです。不要不急の外出は控え、安全な場所で——』
「よし! 完璧なコンディションだ!」
石川が拳を握りしめた。その目は輝いている。まるで、宝くじで一等が当たったかのような喜びようだ。
「完璧じゃないから! 全然完璧じゃないから!」
富山がツッコミを入れる。彼女の声は既にかすれ始めている。197回のキャンプで、何度このツッコミをしてきたことか。
「いやいや、富山。考えてもみろよ」石川が人差し指を立てて、まるで哲学者のように語り始める。「普通のキャンプなんて、もう197回もやってきたんだぜ? そろそろグレートなキャンプが必要だろ? この暴風雨こそ、俺たちに与えられた試練であり、チャンスなんだよ!」
「試練はいらない! チャンスもいらない! 普通のキャンプでいい!」
富山の叫びが風に飲まれる。
「さあ!」石川が勢いよくリュックサックを開けた。「今回の暇つぶしはこれだ!」
ジャーン! と効果音が聞こえそうな勢いで取り出されたのは、鮮やかなブルーのパッケージ。「MG 1/100 ゲルググ Ver.2.0」の文字が誇らしげに印刷されている。マスターグレード。ガチのやつだ。
「うおおおお! ゲルググ! ジオンの傑作機じゃないですか!」
千葉の目がさらに輝く。もはや彼の瞳の中には、ゲルググしか映っていない。暴風雨? 何それ美味しいの? という顔だ。
「暴風雨の中でガンプラ!?」
富山が頭を抱えた。その場にしゃがみ込む。「もう無理...私の常識が崩壊する...」と小さく呟いている。
「しかも!」石川が続ける。「ただ作るだけじゃない! ハイクオリティに仕上げるぞ! 艶消しスプレーまで完備だ!」
「艶消しスプレー!? 暴風雨の中で!?」
富山の声が三段階くらい高くなった。
ゴオオオオオという突風が吹き抜ける。タープが激しく波打ち、ペグが地面から抜けかかる。ビュウウウウウという風の音。
「よし! まずは作業スペース確保!」
石川と千葉がブルーシートを広げ始める。が、風が強すぎる。ブルーシートがバタバタバタバタと暴れ馬のように暴れる。
「押さえろ! 押さえるんだ千葉!」
「押さえてます! 押さえてますけど!」
二人がブルーシートと格闘している。その姿はまるで、巨大な怪物と戦う勇者のようだ。いや、滑稽だ。完全に滑稽だ。
富山がため息をつきながらも、ペグとハンマーを手に取る。「はいはい、わかったわよ...」と呟きながら、慣れた手つきでペグを打ち込んでいく。ガンガンガンガン。その動きには一切の無駄がない。石川との197回のキャンプで培われた、プロフェッショナルの動きだ。
「よっしゃ! 固定完了!」
ブルーシートとタープが二重になって、なんとか雨を防ぐ屋根ができた。とはいえ、横殴りの雨は容赦なく吹き込んでくる。三人とも既に全身ずぶ濡れ。靴の中で水がジャブジャブ音を立てている。
「さあ! 制作開始だ!」
石川がパッケージを開封する。カチャカチャとランナーを取り出す。グレー、ブルー、レッド、イエローのプラスチックパーツがキラキラと輝いている。
「おお...美しい...」
千葉がうっとりとした表情でパーツを見つめる。その目は完全に恋する乙女のそれだ。
「よし! まずはゲルググを雨から守る防御陣形を作るぞ!」
石川が大きなタッパーを複数取り出した。「パーツはこの中に入れる! 作業中のパーツもこまめにタッパーに戻す! これが暴風雨ガンプラ制作の鉄則だ!」
「鉄則って...そんなもの存在しないでしょ...」
富山がボソッと呟く。が、誰も聞いていない。
「千葉、お前は頭部と上半身! 俺は脚部と腰部! 富山は武器とバックパック!」
「了解!」
千葉が敬礼する。ビシッという効果音が聞こえそうな、キレのある敬礼だ。
「...はいはい」
富山がやる気のない返事をする。が、その手はもうニッパーを握っている。体が勝手に動いてしまう。これが197回のキャンプの恐ろしさだった。
カチカチカチ。ニッパーの音が雨音に混じって響く。
「よし、まずは脚部のフレームから...」
石川が説明書を見ながら、パーツを切り出していく。が、雨粒が説明書に当たって、紙がふやけ始めている。
「あ、やべ! 説明書が!」
千葉が慌ててビニール袋を被せる。が、時すでに遅し。説明書の一部がヨレヨレになっている。
「大丈夫! 俺、このキット三回作ったことあるから、だいたい覚えてる!」
石川が自信満々に言う。
「だいたいって...」
富山が不安そうな顔をする。
そして、制作が始まった。
パチパチとパーツをはめ込む音。カチカチとニッパーの音。時折、「あれ? これどっち向き?」「反対だよ」「マジで!?」といった会話が飛び交う。
30分が経過。
「よし! 右脚完成!」
石川が右脚を高々と掲げる。関節がしっかり動く。素晴らしい出来だ。
その瞬間だった。
ゴオオオオオオオオオオ!
突風。
「うわああああ!」
クーラーボックスの上に置いていた左脚のパーツが、風に煽られて宙を舞った! クルクルと回転しながら、まるでフリスビーのように空を飛ぶ!
「ゲルググの左足がああああ!」
石川が絶叫した。その顔は完全に戦場で仲間を失った兵士のそれだ。
「待てえええええ!」
石川が全速力で走り出す。泥水を派手に跳ね上げながら、オリンピック選手のような疾走。
千葉も後を追う。「左足! 左足を取り戻すぞおおお!」と叫びながら。
「ちょっと二人とも!」
富山も仕方なく走り出す。「もう...なんなのよこれ...」とブツブツ言いながら。
パーツは風に乗って、芝生エリアに落ちた。
「あそこだ!」
石川が指差す。
三人は芝生エリアに突入。だが、暴風雨で芝生は泥だらけ。しかも、パーツは芝の中に紛れ込んでいる。
「探せ! 総員、パーツ捜索開始!」
石川が叫ぶ。
三人は四つん這いになって、泥だらけの芝生の中をゴソゴソと探し始めた。その姿は完全に何かの罰ゲームだ。いや、狂気だ。完全なる狂気。
「あった! これ太腿パーツ!」
千葉が泥だらけのパーツを掲げる。その顔は泥で汚れているが、笑顔だ。
「俺も! 膝パーツ発見!」
石川も泥まみれで叫ぶ。
「...私、何やってんだろう」
富山が虚ろな目で呟きながらも、手は芝生の中を探っている。「あ、足首パーツ...」と力なく報告する。
15分かけて、全パーツを回収。
三人は泥だらけで、サイトに戻った。
「よし! 作戦続行だ!」
石川が泥だらけの顔で笑う。
「もう帰ろうよ...」
富山が懇願する。が、その声は風に消える。
再び、制作再開。
今度は全てのパーツをタッパーに入れ、重しとして水の入ったペットボトルを複数載せた。もう二度と飛ばされない。そういう決意だ。
カチカチカチ。パチパチパチ。
作業は順調に進む。
そして、1時間後。
「おお...」
千葉が感嘆の声を上げた。
テーブル代わりのクーラーボックスの上に、ほぼ完成したゲルググが立っている。頭部、胴体、両腕、両脚。全てのパーツが組み上がっている。武器もある。ビームライフルとシールド。
「あとは艶消しスプレーで仕上げだ!」
石川が取り出したのは、艶消しトップコート。プラモデルをワンランク上に仕上げる魔法のスプレーだ。
「ちょっと待って」富山が手を上げた。「暴風雨の中でスプレーって、マズくない?」
「大丈夫! 俺に任せろ!」
石川が自信満々に答える。その根拠はない。完全に勢いだけだ。
その時だった。
「あの、すみません」
声がした。
三人が振り向くと、隣のサイトの家族連れが傘を差して近づいてきていた。父親、母親、そして小学生くらいの男の子二人。
「何をされてるんですか?」
父親が興味深そうに尋ねる。
「ゲルググ作ってます!」
石川が誇らしげに答える。その顔には一切の疑問符がない。
「ゲルググ...まさか、MS-14A!?」
父親の目が輝いた。「ジオンの!?」
「そうです! ご存知ですか!」
「知ってるも何も! ゲルググは最高じゃないですか!」
父親が突然早口になった。その目はギラギラと輝いている。「あのシンプルでありながら機能美に溢れたデザイン! ビームライフルとビームナギナタの二刀流! そして何より、ジオン軍最後の希望として投入された悲劇の名機! 戦局がもう少し早ければ、連邦軍を圧倒できたはず! ザクとは違うんです、ザクとは!」
「わかります! わかりますよ!」
石川も早口になった。「そうなんですよ! ゲルググは過小評価されすぎなんですよ! あの機体性能、ガンダムに匹敵するレベルですからね! パイロットの練度不足が悔やまれる! もっと早く実戦投入されていれば!」
「そうなんですよ! ビームライフルの威力も申し分ない! しかもシールドで防御も完璧!」
二人の間に、奇妙な熱気が生まれている。暴風雨の中、ガンダム談義だ。完全にカオスだ。
「...あの、パパ」
男の子が困惑した顔で父親を見上げる。
「ママ、パパの目が怖い...」
もう一人の男の子が母親にしがみつく。
母親は微笑んで「パパ、楽しそうね」と呟いた。
「あ、すみません」父親が我に返った。「つい熱くなってしまって。それで、何をされてるんですか?」
「暴風雨の中、ゲルググをハイクオリティに仕上げてます!」
千葉が元気よく答える。
「...すごいですね」
母親が言葉を失っている。その表情は「この人たち、正気?」という顔だ。
「これから艶消しスプレーかけます!」
石川がスプレー缶を掲げる。
「暴風雨の中で!?」
父親が驚愕する。
「はい!」
「...すごい。本当にすごい」
父親が感心したように頷いた。「応援してます! 頑張ってください!」
「ありがとうございます!」
家族は自分たちのサイトに戻っていった。
「よし! スプレー開始だ!」
石川がゲルググを慎重に持ち上げる。
シュー! とスプレーを吹き付ける。
が、風が強い。スプレーの霧が、あらぬ方向に飛んでいく。
「むむむ...」
石川が体で風を防ぎながら、スプレーを続ける。
その時だった。
ゴオオオオオオ!
突風が吹き抜けた。
そして、バキッという音。
「危ない!」
千葉が叫んだ。
木の枝が折れて、ゲルググに向かって飛んでくる!
「ゲルググうううう!」
石川が咄嗟に体を投げ出した。ゲルググを抱きかかえながら、自分の背中で枝を受ける!
ドスッ!
「ぐはっ!」
石川が呻く。が、その手の中のゲルググは無傷だ。
「石川さん!」
千葉が駆け寄る。
「大丈夫...ゲルググは無事だ...」
石川がにっこり笑う。背中にはくっきりと枝の跡がついている。
「バカじゃないの...」
富山が呆れた顔で見ている。その目は完全に「こいつ、救いようがない」という顔だ。
「まだだ! まだスプレーは終わってない!」
石川が立ち上がる。その目には不屈の闘志が燃えている。
再び、スプレー開始。
シュー、シュー。
だが、今度は別の方向から小石が飛んできた! 風に煽られた小石だ!
「またかよ!」
千葉が今度は自分の体で防ぐ! カキン! と小石が千葉の腕に当たる!
「痛っ!」
「千葉!」
「大丈夫です! ゲルググは守りました!」
千葉が親指を立てる。その顔は満足げだ。
「あんたたち...」
富山が頭を抱えた。「ガンプラのために命張るって...」
でも、その目は少し潤んでいた。バカだ。完全にバカだ。でも、なんというか、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、感動している自分がいる。それがまた腹立たしい。
「もういい! 私も手伝う!」
富山が立ち上がった。
「富山!」
「いいから! あんたたちだけにカッコつけさせないわよ!」
富山がゲルググの反対側に立つ。「こっち側は私が守る!」
「おお...!」
石川と千葉が感動の表情を浮かべる。
そして、三人はゲルググを中心に円陣を組んだ。飛んでくる木の枝や小石、砂埃から、体を張ってゲルググを守る。
シュー、シュー、シュー。
スプレーは続く。
バキッ! 枝が飛んでくる! 石川が受ける!
カキン! 小石が飛んでくる! 千葉が受ける!
バサッ! 葉っぱの塊が飛んでくる! 富山が受ける!
三人の顔は真剣そのものだ。まるで、大事な何かを守る騎士のようだ。いや、ガンプラだ。ガンプラを守る騎士だ。そんなものがこの世にいていいのか。
そして、ついに。
「完成だああああああ!」
石川が叫んだ。
その手には、艶消しトップコートで美しく仕上がったゲルググ。光沢が抑えられ、まるで実物のMSのようなリアルさだ。グレーとブルーのカラーリングが、暴風雨の中でも輝いている。
「おおおおお...」
三人が感嘆の声を上げる。
「すごい...本当にすごい...」
千葉が感動で震えている。
「...綺麗ね」
富山も認めざるを得ない。確かに美しい。暴風雨の中で作ったとは思えない、ハイクオリティな仕上がりだ。
その時だった。
パチパチパチパチ!
拍手が聞こえた。
三人が振り向くと、いつの間にか周囲のキャンパーたちが集まっていた。さっきの家族連れ、カップル、グループキャンパーたち。みんな、レインコートや傘を差して、拍手している。
「すごいですね!」
「よく頑張りました!」
「ゲルググ、カッコいい!」
口々に称賛の声が上がる。
父親が前に出てきた。「素晴らしい! この暴風雨の中、本当に完成させるとは! しかもこのクオリティ! ゲルググが泣いて喜んでますよ!」
「ありがとうございます!」
石川が深々と頭を下げる。
「写真撮りましょう!」
誰かが提案した。
「いいですね!」
そして、暴風雨の中、キャンパーたちが集まって、ゲルググを中心に記念撮影大会が始まった。
カシャカシャカシャ!
「はい、チーズ!」
「ジーク・ジオン!」
石川が叫ぶ。何人かが笑いながら真似する。
千葉も「ジーク・ジオン!」と叫ぶ。
富山は「...もういいわ」と呟きながらも、ピースサインをしている。その顔は、呆れと、そして微かな笑みが混じっている。
「コーヒー、淹れてきますね!」
母親が提案してくれた。
「本当ですか!」
「はい! こんな日は温かいものが一番ですから!」
そして、しばらくして温かいコーヒーが配られた。暴風雨の中、キャンパーたちが集まって、ゲルググを囲んでコーヒーを飲む。シュールな光景だ。でも、不思議と温かい。
「いやあ、最高のキャンプだ」
石川がコーヒーを飲みながら、満足そうに言う。
「確かに...楽しかったですね」
千葉も笑顔だ。
「...まあ、ね」
富山も、渋々ながら認める。「みんな優しいし」
「これが俺たちのグレートなキャンプなんだよ」
石川がゲルググを手に取る。その目は優しい。
男の子たちが駆け寄ってきた。
「お兄ちゃんたち、すごい!」
「僕も大きくなったら、暴風雨の中でガンプラ作りたい!」
「やめておきなさい」
母親が即座にツッコミを入れた。みんなが笑う。
雨は相変わらず降り続けている。風も吹き続けている。
でも、テントの周りは笑顔で溢れていた。
夜になって、雨は少し弱まった。
キャンパーたちはそれぞれのサイトに戻り、夕食の準備を始めた。
石川たちのサイトでは、三人がテントの中で、完成したゲルググを眺めていた。
「いやー、198回目はどうしようかな」
石川が嬉しそうに言う。
「次は何を作るんですか?」
千葉が目を輝かせる。
「次は普通のキャンプがいい」
富山がきっぱり言った。
「えー」
二人が不満そうな顔をする。
「いいから! 次は焚き火して、美味しいもの食べて、ゆっくり過ごすの!」
「...まあ、それもグレートだな」
石川が笑った。
外では、まだ小雨が降っている。でも、テントの中は温かかった。
そして、クーラーボックスの上に飾られたゲルググは、まるで三人を見守るように、静かに佇んでいた。
暴風雨の中で生まれた、小さな奇跡。
それが、俺たちのグレートなキャンプ197だった。
翌朝。
雨は完全に上がっていた。青空が広がり、太陽が輝いている。
「おはようございます!」
昨日の家族連れが挨拶に来た。
「おはようございます!」
「昨日は本当に楽しかったです。子供たちも大喜びで」
父親が笑顔で言う。
「ゲルググ、カッコよかった!」
男の子たちが目を輝かせる。
「ありがとう!」
石川がゲルググを見せる。朝日を浴びて、より一層カッコよく見える。
「また、どこかで会えるといいですね」
「はい! その時はまた一緒にキャンプしましょう!」
家族は出発していった。手を振りながら。
石川は、ゲルググを丁寧にケースにしまった。
「さて、次はどんなグレートなキャンプにしようかな」
彼がニヤリと笑う。
千葉が「楽しみです!」と目を輝かせる。
富山が「...普通のがいいって言ってるでしょ」とため息をつく。
でも、三人とも笑っていた。
俺たちのグレートなキャンプは、まだまだ続く。
198回目も、199回目も、200回目も。
何回でも、どこまでも。
そして、ゲルググは、三人の新しい仲間として、次のキャンプを待っている。
fin.
『俺達のグレートなキャンプ197 暴風雨の中、ゲルググ作るぞ』 海山純平 @umiyama117
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます