タイトルからして最高にロマンティックなのに、中身はダークファンタジー。完璧すぎる美貌のオートマタが、命令違反の研究者一家に関わったことで運命が変わる……その出会いがロマンチックなのと同時に危険な香りを漂わせていて最高です。特に小さな天才淑女の賢さと可愛さが光っていて、機械人形の微妙な感情の揺らぎが愛おしい。「守る」という冷たい使命が、徐々に「一緒にいる」温かさに変わっていく予感がして、ドキドキしながら読んでいます。優雅な描写の中に漂う、ほんのり切ない空気感が絶妙です。
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