シグナルドラゴンRE:地球ごと異世界転生した世界で今モンスターテイマー
避雷金225
異世界転生地球(?)とドラゴンテイマー
この世界は地球ごと異世界転生した世界。
ちょっと何言ってるかわからないが、地球は地球だ(?)
で、まぁ異世界転生って普通個人が転生して無双して俺TUEEEをやるのが定番だが、今回はなんか地球規模で異世界転生したらしい。
ん〜いかれてんにぇ。
そんなわけでみんなが平等に俺TUEEEができるようになった。
「で、俺何しているんだろ...」
いやね?みんなが平等に俺TUEEEできるようになったのはいいよ?
でもね?俺弱すぎてさ?D級モンスターってのがいるんだけど、初心者が一番最初に倒すようなモンスターなの。
ドラ◯エで言うスライムとかね?
でもさ、俺そいつらにすら勝てないわけよ。
助けてって感じ。ふざけんな。金返せ。
「...はしろ...」
体はなまらせたくなかったから運動はしてる。
風呂に入って着替えてランニングシューズにする。
才能を否定したくはなかったから。
今日も30キロ走るつもりだ。
「よーい..スタート。」
途中までは順調だった。
だが問題は15キロ目で起こった。
「はぁはぁはぁはぁ」
俺は走ってた。びっくりして振り返ると遠くの方から大声が聞こえてきた。
「ド...ドラゴンだぁ!!!!!...ドラゴンが!!破天の竜!!空亡だ!!」
俺は本能的に察した時点で体が動いていた。
そう、爆速で逃げていた。
「(あっかんむりむりむりむりあんなのとやり合ったところで俺が余裕の死を飾っちまう!!逃げろぉぉぉぉぉぉ!!)」
全速力で逃げている俺に試練が与えられた。
「キャ!!」「ママ!!」
親子がころんだのだ。なんだこの王道展開。
いやでも正直逃げようかなとは思った。
どうせ勝てねぇし、元々強くもないし。
でも、転んで、助けを求めているその声に頬脳が。
動けと鼓舞した。
「龍の短剣。」
元々冒険者を目指していた。その時に買った短剣だ。
役職はモンスターテイマー。小さい頃に助けてもらったモンスターテイマーがかっこよかったからだ。
「は、くそったれ」
いくら攻撃しようとS級モンスター空亡。
全く持って喰らわない。一応短剣の効果として龍に抜群取れるんだけどなぁ...
まぁその間に親どもどもは逃げた。正直もういいかな。
まぁ...ただ...死にたくはねぇよなぁ...
一か八かにかけることにした。
「モンスターテイマー、スキル...スカウト」
『スカウトに失敗しました。』
まぁむりよな、わかってた。
ドラゴンのスカウト成功確率は0.00000001%
約0%、いかれてる。
「はぁ...スキル、スカウト」
『スカウトに失敗しました。スキルを獲得しました。」
『スキル 不屈の精神』
《どんなに格上の相手でも太刀打ちできるレベルになる
反動として体力がすぐに消耗する。》
『エラーを感知しました。』
「(?エラー?どうして?)」
『スキルを獲得しました。竜の爪と咆哮』
「(...この状況でスキルを2つ獲得?なんで?...もうどうでもいいか、賭けだ。)」
「スキル、竜の爪と咆哮。」
『竜の爪と咆哮 スキル内容
《格上のモンスターへのスカウトが0.00000001%から1%に引き上げられます
対象モンスター ドラゴン》
「は、なんだこの神スキル...いける...スキル...スカウト」
『...スカウトに失敗しました。』
おいふざけんな、こんな神スキルもらっといて失敗かよ。
こんなスキルもらっといて...俺は主人公じゃないんだ。
主人公......じゃなくていい。今俺がやるんだ。
「スキル、不屈の精神、本能」
『スキル内容 本能』
《格上相手に本能を巡らせ、自分自身をゾーン状態に引き上げる。》
「っ!!ドラゴン斬り!!!」
手応えはあった。がドラゴンはまだ立っている。
「はぁ...一応超効果抜群付きのバケモンなんですけど!!」
「ギャウオォォォォォォン!!」
「ッッゴッ!!!」
腹パンされた俺は何もできずに倒れた。
一か八かにかける。
「......スキル、竜の爪と咆哮...」
『スカウトに失敗しました。』
龍が近づいてくる。
「スキル、竜の爪と咆哮」
『...スカウトに失敗しました。』
また。近づいてくる。
「スキル、竜の爪と咆哮」
『......スカウトに失敗しました。』
「(だめだ...意識が...)」
『スキルが進化しました。竜の爪と咆哮⇒竜との死闘』
激闘の末に俺は進化したスキルを惜しみなく、疑いもなく使った。
「...最後だ...竜との...死闘。」
『竜との死闘 スキル内容』
《生きる術と世界を知るものとなる。自分の役職のステータスが百倍になる》
『...スカウトに成功しました。』
「...成功しちゃった。」
あ成功しちゃった。え?ここはスカウトできなくてあちゃーパターンじゃないの?
『また、生きる術と世界を知る権利が与えられました。これからは私がサポートいたします。』
「ナビゲーターさんが?」
『はい。お好きなようにお呼びください。』
「あー、ナータとか?」
『承知いたしました。』
................まじか、そんな事あるんだ。
...あ体辛い。本能と不屈の精神同時に使ったからしにそう。
ああかんぶっ倒れる。
次があることが素晴らしいととても思いたい。辛いと思うぐらいなら。
暗がりを恐れない君は強いのかもしれない
シグナルドラゴンRE:地球ごと異世界転生した世界で今モンスターテイマー 避雷金225 @HK225
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。シグナルドラゴンRE:地球ごと異世界転生した世界で今モンスターテイマーの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます