ヴォルティアナ(かつて足の不自由だった俺が、地球を巡る古代戦争の鍵になった)
rimurugeto
――始まり編――
――第1章・長い夢――
それは、とても、とても昔のことだった――。
「なあ、ねーちゃん。森で遊ぼうよ!」
「ダメだよ、アオト。お母さんがあそこは危ないって言ってたでしょ」
「大丈夫だって! すぐ戻ってくるから! 入って、出るだけ! 入って、出るだけ!」
「……はあ。十分だけだからね」
肌も瞳も髪も、白く光を帯びた幼い少年と少女が、果物の入ったかごを手に、巨大な木々が並ぶ森の中を歩いていた。
「見て、アオキ!」アオトが指さす。「あの池で泳ごうぜ!」
「やだよ!」アオキは即答する。「暗くなる前に家に戻らなきゃ」
「ははっ! 俺、今から大ジャンプするから!」
止める間もなく、弟は池に飛び込み、盛大な水しぶきが上がる。水はアオキの全身に降りかかり、彼女はかごを落としてしまった。
「アオト……」アオキは低くうなり、拳を握りしめる。「出なさい。今すぐ」
「はいはい……わかってるって、ケチ」
アオトが水から上がった瞬間、その体がぱっと光り、服は一瞬で乾いてしまう。アオキはじっと弟をにらんだ。
「……何?」
「私も。バカ」
「うぇ……わかったよ。〈クリーニング魔法:アクティベート〉」
アオトがアオキの肩に手のひらを当てると、彼女の服と髪もすぐに元どおりになった。
「よし。モンスターが出る前に帰るよ」
アオキが弟の腕をつかんで歩き出す。その背後を、影のような何かがすっと横切り、すぐに消えた。
長い道のりを歩いていくと、ようやく「家」が見えてくる。
「着いた。わが家だね」
二人の前に広がっていたのは、巨大なビル群が動くようにそびえ立つ、ひとつの大都市国家だった。その中心には城があり、アオキはその正門へと向かう。門の前には、同じく白く光る二人の衛兵が、鎧に身を包んで立っていた。
「止まれ! 名前を名乗れ!」
「アオキ・アマサニです」アオキが答える。「こっちは弟のアオト」
「どこから戻ってきた?」
「両親のために果物を取りに行ってただけです」アオキは答えた。「でも、このバカのせいで帰りが遅くなりました」
「おい!」とアオトが声を上げる。
「次からは気をつけろ。夜は危険だ。命を粗末にするな」
衛兵たちはそう言って二人を通し、彼らは見慣れた故郷の喧騒の中へと足を踏み入れた。頭上の看板には、こう書かれている。
『ショノラ地区』
そのとき、アオキのポケットの中で、ぶうん、と小さな振動が走った。取り出したのは、腕時計のような形をした小型の装置だ。ボタンを押すとホログラムが展開し、大人の男女――父と母の姿が浮かび上がる。
「お母さん、お父さん?」アオキが呼びかける。
「アオキ」母が言う。「あなたたち、今どこにいるの?」
「今、帰ってるところ! ちょっとトラブルがあっただけ!」
「いい? どこにも寄り道しないこと。まっすぐ家に帰ってらっしゃい。聞こえてる?」
アオキはこくりとうなずいた。
「はい。お母さん」
二人は人ごみをかき分けながら家へ向かう。アオキが時計を見ると、真夜中まであと五分だった。
「まだこんなに遠いの!?」アオトがうめく。「もう走れない……」
「……アオト、私につかまって!」
「えっ? なんで?」
「いいから、早く!」
アオトがしがみつくと同時に、アオキの体が白く輝き、彼女の手の中に紫色のカードが一枚、ふわりと現れた。
「カード
アオキがカードを足元に投げつけると、そのまま二人の体が宙に浮き上がる。アオトは歓声を上げた。
「やったー!」
ビルの列をひとまたぎに飛び越え、二人は小さな家の前に着地する。そこには『アマサニ邸』と書かれた看板が掛かっていた。
「到着」アオキが言った。
「お母さん、魔法は使うなって言ってたのに!」アオトが指摘する。「危ないからって!」
「お母さんには内緒ね」アオキは慌てて言う。「また怒鳴られたくないし」
「ふーん。じゃあ、このベリー分けてくれたら、黙っててあげる」
「……はいはい。わかったよ」
アオキは数個の果物をアオトに渡し、二人はちょうど時計の針が真夜中を指した瞬間、家のドアを押し開けた。
中に転がり込むと、アオキの父が腕を組んで立っていた。
「十秒遅刻だな」父は言った。「どういう意味か、わかってるよな」
「お父さん、お願い……」アオキがうめく。
「悪いな、お前たち。外出禁止だ」
二人は同時にため息をつく。そこへ母が、料理の乗った皿を持ってやってきた。
「全部、あなたたちのことが心配だからよ」母は言う。「夜遅くまで外にいるリスク、わかってる?」
「わかってるって」アオキが返す。「夜になると、危ないモンスターが出てくる」
「だったら、そうなる前に帰ってこなきゃいけないってことも、わかるわね。今日は部屋に戻ってなさい。ご飯ができたら呼ぶから」
二人は顔を見合わせ、無言で自分の部屋へ向かった。アオトはアオキの背中をぽんと叩く。
「ほら、そんな落ち込むなよ。もっとひどい罰じゃなくてよかったじゃん」
「……そうだね」
アオキの部屋は、白と赤を基調にした空間だった。ふかふかのベッド、小さな椅子、壁に取り付けられたテレビ。彼女はベッドにもぐりこみ、テレビをつける。画面には、氷のような色の髪と、それと同じ色の瞳を持つ青年が、正門を歩いて入ってくる映像が映し出されていた。
『将軍ケンシ・フジイのご帰還です!』テレビのアナウンサーが叫ぶ。『あの凶悪なデーモンたちの襲撃を、今回も生き延びました! この人にできないことなんてあるのでしょうか!?』
女性レポーターがケンシ・フジイに近づき、マイクを向ける。
「ケンシさん、〈
フジイは肩をすくめた。
「ときには、自分一人で立てるようにならないとね」
そう言って片手を前に出すと、彼の手の中に氷の刀――一本の刀身が形成される。
「それに、俺にはこれがある。カッコいいだろ?」
周囲の観衆が息を呑み、どよめく。ベッドの上のアオキも、小さく笑みをこぼした。
「すごい……本当にカッコいい……」
しばらくインタビューが続いたあと、番組はニュースへと切り替わる。アオキはテレビを消した。
「そろそろ寝よ。明日こそ外出禁止、解除してもらわなきゃ……たぶん」
まぶたが重くなっていく中で、アオキは一つの夢を見る。
彼女の視界の中に現れたのは、人間の少年だった。ドレッドロックスの髪を揺らし、その体からはオレンジ色の光が溢れ出ている。アオキはゆっくりと彼に近づき、呼びかけた。
「あなたは……誰?」
少年は振り向き、たった二つの言葉を口にする。
「ダチイ・ジョーンズ」
その瞬間、少年の姿がかき消え、真っ赤な閃光がちらついた。
ドンッ――。
爆発音とともに、アオキは飛び起きた。
すぐに両親が部屋へ駆け込んでくる。アオキはまだ意識がぼんやりしたまま瞬きを繰り返した。
「アオキ!」母が叫ぶ。「今すぐ出るわよ!」
「え……何が起きてるの?」
外からは人々の悲鳴が響いてくる。窓の外を見れば、通りを影のような人影が走り回り、次々と民間人をさらっているのが見えた。
「説明してる時間なんてないわ!」母が叫ぶ。「アオトを連れてきて! 二人とも、すぐに首都まで逃がさないと!」
アオキは急いで着替え、まだ寝ぼけ眼のアオトを引きずるように連れ出す。両親は二人を玄関から銀色の車へ押し込み、父が運転席に飛び乗った。
「くそっ、どけどけどけぇ!」
車は悲鳴と炎の中を突っ走る。影の群れが跳びかかり、周囲の人々を次々と殺していく。
「お父さん……これ、なに? 何が起きてるの……私たちの街は……?」
「奴らが侵入してきたんだ!」父が叫ぶ。「もう安全じゃない! ここは……もう――」
その言葉を最後まで言う前に、フロントガラスを貫いて黒い爪が父の胸を突き刺した。
家族の悲鳴が車内に響き渡る。母が夫の体を揺さぶった。
「アキト! アキト!!」
父は血を吐きながら、かすれた声で言う。
「行け……俺のことは……いいから……」
アオキが犯人を見たとき、そこには、車のボンネットの上に立つ女の姿があった。緑がかった灰色の髪。肌は周囲の影と同じく真っ黒で、女は爪についた血を舌でなめ取る。
「まあ、かわいらしい家族ねえ」
すぐ隣に男が降り立つ。こちらは黄みがかったオレンジ色の髪をしていた。
「遊びに来たんじゃないぞ、姉さん。殺せ」
男がボンネットを軽く叩くと、そこから爆炎が生じた。車はひっくり返り、アオキとアオトの体は道路に投げ出される。
「お母さん!? お母さん!!」
母は運転席側のダッシュボードの下敷きになっていた。
「体が動かない……二人とも、逃げなさい! 首都に行くのよ! たどり着くまで絶対に止まっちゃダメ!」
「嫌だ! お母さんを置いていけない!」
「行きなさい! 生き延びるのよ! そして覚えておいて――わたしは――」
次の瞬間、別の爆発が車を包み込み、車体は粉々に吹き飛んだ。
「いやあああああ!!」
アオキとアオトが近づこうとしたときには、もう何も残っていない。アオキは弟の手をつかむと、そのまま走り出した。
男はその背中をしばらく眺め、鼻で笑う。
「逃げるか。臆病者め」
アオキは、足をもつれるほど必死に動かしながらアオトを引っ張る。
「ね、ねえ、姉さん……俺たち、どうすんの……? お父さんもお母さんも、死んじゃった……!」
「わからない……でも、何とかする。絶対に」
炎と影の間を縫うように走り抜けると、道端の標識に目がいく。
『アスカ地区へようこそ』
「もう少し!」アオキが叫ぶ。「この先だよ!」
そのとき、瀕死の若い男の手が、アオキの足首をがしっとつかんだ。彼女は悲鳴を飲み込み、その手を振りほどいて走り続ける。背後からは、まだ助けを求める声と泣き声が途切れなく聞こえてくる。
「こんなの、嘘……」アオキは思う。「夢に決まってる……悪い夢……」
それでも城は、脚が焼けるように痛む中、少しずつ近づいてくる。
さらに走り続けると、やがて人の波に紛れ、別の標識が目に入った。
『首都地区:アレオラ』
「着いた……!」アオキは息をつきながら言う。「早く、お城の中に!」
城の巨大な扉の前では、人々が我先にと押し合い、転びながら中へと殺到している。二人も人の隙間を抜け、どうにか城内へ滑り込んだ。
「助かった……」アオキは震える声で言う。「本当に、ここまで来れた……」
「で、これからどうするの?」アオトが尋ねる。
「玉座の間!」アオキははっとする。「王様と女王様に知らせれば、何とかしてくれるかもしれない!」
「おお、それいいね!」
アオトを連れて、アオキは生存者たちを押しのけるように進む。視線の先には、奥の廊下の突き当たりにある重い扉。人々は道を譲るように彼女の動きを見守り、やがて、彼女は玉座の間の入口にたどり着いた。
「王様! 女王様! お願いします! 民を――」
そこで言葉は止まった。
玉座の先にいたのは、巨大な黒い竜だった。紫に光る瞳。頭上には輝く冠。竜のあごには、王の亡骸が無造作に挟まれており、足元には、血だまりの中に崩れた女王の遺体が横たわっていた。
「……え……?」
竜が口を開くと、その声はアオキの背筋を冷たくなぞった。
「ほう……何が来たかと思えば……」
後方で玉座の間を覗き込んでいた人々も、その姿を目にした瞬間に我を失った。
「逃げろ! みんな逃げろ!!」
「モンスターだ! モンスターがいる!!」
竜が爪をひと振りすると、逃げようとした市民たちの後列が、まとめて薙ぎ払われた。
「アオト、立って!」アオキが叫ぶ。「今すぐ逃げなきゃ!」
「でも、足が……!」
「私が運ぶから! 早く!」
再び振り下ろされた爪が、城の壁を丸ごとたたき壊し、瓦礫とともにさらに大勢を押しつぶす。
「くそ、くそ……!」アオキは歯を食いしばる。「早く……早く動いて……!」
二人が出口へ向かおうとしたその瞬間、竜の爪がアオトの体をがしっとつかみ、彼を持ち上げた。
「アオト!!」
アオキはすぐさま踵を返し、玉座の間へ駆け戻る。竜はその小さな体を品定めするように目の前に掲げていた。
「アオキ!」
「弟を離して!」
アオキの手には、真っ赤なカードが次々と生まれる。
「カード
カードが竜の胸元に貼り付き、爆発が起きる。竜はよろめき、背後の壁に叩きつけられた。アオキは落ちてきたアオトを抱きとめる。
「大丈夫!?」
「う、うん……あの竜、マジで怖い……」
「わかってる。だから、今度こそ――」
ところが、二人が出口に向き直るより早く、竜が上の壁を切り裂き、崩落した瓦礫が入り口を完全にふさいでしまった。
「嘘でしょ……!」
アオキが振り向くと、竜の姿はすでになく、その場には影の鎧に全身を覆われた大きな人影が立っていた。手には闇の剣。
「面白い……リクナ、来い」
アオキがアオトを抱き寄せる中、闇から一人の女が姿を現す。長い黒髪を揺らし、手には一本の剣。
「はい、マスター?」
「逃がすな」
「御意に」
アオキは再び赤いカードを作り出し、リクナに投げつける。しかし、リクナは剣でそれを弾き、カードは天井に突き刺さって爆ぜた。
「それ以上近寄ったら、絶対に許さない! 私たちに手を出させない!」
リクナは剣を振り上げ、月明かりの中で灰色の瞳を光らせる。
「あなたにできることなんて、何もないわ」
スッ――。
アオキは身をすくめた。しかし、痛みはこなかった。代わりに――
「アオト……?」
彼女の目の前で、弟が胸から大量の血を流していた。
「アオト!!」
少年はその場に崩れ落ち、アオキがその体を抱きかかえる。
「アオト! なんで前に出たの!? こんなに血が……!」
アオトは口から血をこぼしながら言う。
「姉さんが……斬られるの、見てらんなかった……」
「バカ! 動かないで! 今治すから、絶対に助けるから!」
「ねえ……約束して……」アオトは弱々しく笑う。「姉さんが……幸せになるって……それだけで……俺、うれしいから……」
その言葉を最後に、体から力が抜けていった。
「嫌ぁぁぁぁぁ!!」
リクナが再び剣を振り上げたとき、アオキの足元から、一枚の黒いカードがぽとりと落ちた。涙に濡れたそれが床に触れた瞬間、黒い奔流が広がり、リクナを吹き飛ばす。
「この、化け物どもがあああ!! 殺してやる!! 全員、絶対に!! お前たちなんか――!!」
次の瞬間、マスターの放った黒い光線がアオキの体を撃ち抜いた。血が飛び散り、彼女は床に叩きつけられる。
「お前は……ここで終わる」
視界がにじむ中、アオキは再び襲いかかる闇を見上げる。
そのとき――氷でできた一体の竜が、玉座の間へ飛び込んできたのが最後に見えた光景だった。
そして、すべてが闇に沈む。
――鍵……ディーティ……が鍵だ……。
アオキが目を覚ますと、若い男が彼女の上に身をかがめていた。
「おーい。生きてるか? 身体、ちゃんとくっついてる?」
「……フジイ将軍……?」
フジイは彼女の体をざっと確認し、感心したように口笛を鳴らす。
「いやあ、よく耐えたね。あのレベルの敵を前にして、よくここまで持ちこたえたよ」
「アオト……」アオキがかすれ声でつぶやく。「弟は……どこ……」
「ああ……」フジイは視線を横に向ける。そこでは衛生兵たちが、一枚のシートで覆われた小さな体を運び出しているところだった。
「……本当に、残念だった」
言葉の意味を理解した瞬間、アオキの目から涙があふれ出す。フジイはそっと彼女の肩に手を置いた。
「君は強い子だ」
彼はしばし言葉を選び、やがてこう続ける。
「もしよかったら――新しい家を用意してあげようか?」
「新しい……家……?」
フジイはうなずく。
「俺には、長いこと仲間がいないんだ。俺の隣に立てるほど強い奴が、なかなかいなくてね。でも、君は違う。今、たくさんの人を救った。その力を、俺と一緒に使ってみないか?」
「……一緒に?」
「そう。S-1小隊。歴代最強の軍小隊だ」
アオキは涙をぬぐいながら問いかける。
「でも……どうして……? どうして、あんなことになったの?」
フジイは顎に手を当てる。
「奴らは“何か”を探している。何かははっきりとはわからないが、とんでもなく危険な代物だ。これから先、簡単な道じゃない。それでも――来るか?」
アオキは震える指で涙をこすり取る。
「でも、私、まだ十歳だよ……?」
「関係ないさ」フジイは笑う。「大人の男よりずっと“心”が強い子だって、今見せてくれた。俺が鍛えてやる。磨き上げて、この国一の女にしてみせる」
「これが……私の道?」アオキは心の中で問う。「私が選ぶべき、未来……?」
少しの沈黙のあと、彼女は小さく、しかしはっきりとうなずいた。
「……行きます。入隊します」
「よし、決まりだ!」フジイは立ち上がり、手を差し伸べる。「じゃあ、まずは大事なものを渡さないとな」
そう言って、彼は一本の銀色の刀を見せた。
「兵士には、武器が要る」
アオキは刀を受け取り、ゆっくりと立ち上がる。
「……はい。将軍」
フジイが彼女を先導して歩き出す。その途中、再びあの少年の姿が、彼女の中にちらついた。
――鍵を……鍵を見つけろ……。
「あの男の子は……誰……?」アオキは思う。「私は……どこで、あの子に会うんだろう……」
答えは返ってこない。
「……いい」アオキは小さく息を吸い込む。「どんなことがあっても、家族の仇を取る。あの悪魔たちを絶対に止める。もし、あの男の子が鍵なら――」
彼女は深く息を吸い込み、握った刀に力を込めた。
「――絶対に見つけてみせる」
そして――
少年は、目を覚ました。
――。
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