ある日、魔術の国ランタッベルの8歳の王女ティルダは、獣王の国フカルク帝国からやってきた10歳のカイと運命的な出会いをはたす。
狼の獣人であるカイの、眠り続けるお兄さんを助けるため、二人はこっそり冒険へ出発した。
旅の道中でお互いのことを知り、自分のことを知り、成長しながらフカルクヘ向かおうとするのだが──。
主人公とヒーローが、どちらも子どものこの作品。
それだけなら、WEB小説の世界にもたくさん溢れている作品の中の一作のように思えますが、注目したいのは、二人が転生者でも転移者でも時間を遡った元大人でもなく、純粋に本当に幼い子どもだという点です。
達観した精神や、豊富な経験や知識があるわけではなく、心から必死に自分たちで考え、どうにか良い方向へ未来を変えようと奮闘する二人の姿は、毎話毎話「頑張れー!!💦」と応援せずにはいられません。
一人称視点で、子どもらしくその年齢に合うように難しい表現も使わず世界観を表現するのは、非常に難しいことだと思います。
ですが本作は時に可愛らしく、時に幻想的に、時に切なく、最後まで子どもの視点での物語の構築に成功している珍しい作品です。
私には絶対真似できません。
とっても可愛いティルダとカイを、ぜひ一緒に応援して下さい(*´꒳`*)
心が暖かくなる、素敵なファンタジーです✨
魔法が使えないと家族から虐げられてきた不遇の幼姫ティルダ。
彼女が出会ったのは、敵国からやってきた不器用で口の悪い獣人の少年カイでした。
本作の最大の魅力は、過酷な世界観の中で描かれる二人の温かい絆です。
ティルダの真っ直ぐな優しさと、狼姿でもふもふなカイのツンデレな過保護っぷりは、読んでいるだけでニヤニヤと心拍数の上昇が止まりません!
さらに最新話では、彼女を追う王太子側の思惑も交差。
ただの逃避行にとどまらない、ハラハラドキドキの冒険が幕を開けます。
重い設定と最高の癒やしのバランスが絶妙な、心温まるハイファンタジー。
尊い絆に胸を打たれたい方に、絶対おすすめの一作です!