例えいくら嫌われようとも…

ある時、主人公は自身がプレイをしていた鬱END満載のゲームにモブの嫌われ豚貴族として転生してしまった。しかし、むしろ幸いとヒロイン達に絡みに行き、彼女らに嫌われる最低な行為を繰り返していった。ただ、それらは全て、本来なら破滅を迎える筈のヒロイン達を救うための極端な自己犠牲行為だった。そんな事など露とも知らず、主人公を罵倒し、忌み嫌うヒロイン達。彼女らを救うたびに負う後遺症に苦しみながらも、全員が笑顔で迎えられるハッピーエンドを目指すために、嫌われ者を演じながら、我が身を粉にして奮闘する主人公。全てが明らかになった時、重くなること必須のヒロイン達と自己犠牲を繰り返す主人公が迎える末路とは…？続きがとても楽しみです。