1000文字にも及ばないけれど、あるいは及ばないからこそ、非常に心に染み入る一作です。段落ごとに場面が緩やかに切り替わり、その度に新しい『現実』に対する思いが吐露されていきます。その、しつこさを感じさせない一段落、一段落が、暗くなっていた心を穏やかに照らし出してくれます。軽い気持ちでも、真剣な気持ちでも読める、素敵な作品です。
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