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  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    まるでマッチ売りの少女のような、それでいて現代の病も窺い知れるような……とにかく幻想的な優しい桜吹雪でした。花が魅せたのは救いか。
    そしてその穏やかな救いは、他の場所にも影のように忍び寄って…。

    作者からの返信

    穏やかな救いとは、素敵な表現です!

    そう、幼い依凛にも、穏やかな救いが忍び寄る。
    彼女に待ち受ける未来は――。

    現代版マッチ売りの少女のつもりで書きました。
    そのタイトルが出てきて嬉しいです、ありがとうございます(*^-^*)

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    ちょっと読みながらマッチ売りの少女を思い出してしまいました
    ふとした幸せが人生を支えてくれているのですよね
    もう少し、今にそうした幸せがあれば違う結末もあったのかなと

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    はい、おっしゃるとおり、現代版マッチ売りの少女でございます!

    花明りの映し出す幻影に幸せを感じ、最後には……。

    モノがあふれる豊かな現代にも、このような闇はあるのではと思いました。

    お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    いろんな人に思い当たるようなエピソードがちりばめられ、誰もが感情移入できそうですよね。
    切ない旋律が桜をとおしてつないでいく。
    胸がきゅっとなりますね。
    あの桜の花びら、捕まえてみたい。あの光を自分にも!

    自分の頭が変かもしれませんが、以前に同じような物語を読んだことがある気がしました。
    夢かもしれない・・・。

    作者からの返信

    ……カクヨムという桜が見せる幻に惹かれて、私たちは今、生きているのかもしれませんね。
    優しい嘘、手の届く幻。そういうのが必要なことも、人生にはあるのでしょう。人生という土壌は暗く冷たいのです。(当社モニターによる感想)

    ……あ。こちら、以前に投稿していた「花明かり」という短編の改稿版でございます。はい、ご記憶いただき光栄であり、申し訳なくもあります(;´・ω・)

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    路地猫さま
    出だしから、ものすごく風に押される疾走感を感じました!
    文中にある、もっともっともっと!
    背中を押してくれる勢いが、随所に溢れる素晴らしい作品でした!
    路地猫さまの脳内で選ばれて紡がれる語彙、その滑らかな文が表現する
    体感というかリアル感が、ものすごく気持ちよかったです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    花びらを散らせる冷たい春風を想像していただけたら嬉しいです\(^o^)/

    桜が見せる優しい幻を見たいものです。
    もし、私に犬がいなければ切望していたでしょう。

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    仕事にすり減っていく灯梨の一日。
    どれも「大事件」じゃないのに、積み重なると確実に人を削っていく、そういう小さなストレスの連続に、若いのに頑張ってる……って胸が痛みました。

    特に夫婦げんかに巻き込まれての「コップの水」!!
    自分の部下だったら、自分が会社として訴える!(おっと、冒頭で興奮してしまった……)

    「胃腸炎は胃癌より軽い症状だから病院に行ってはいけないみたいなもの」という比喩、本当ですよねぇ……
    痛いものは痛いし、苦しいものは苦しいし、「比較して耐えろ」なんて誰かが都合よく勝手に決めただけで、つらさに順位なんてないのにね。

    依凛ちゃんパートへのバトンタッチ。
    家庭訪問を巡る母親との会話から、すでに小さな孤独や諦めを抱えているのが見えますね(´;ω;`)

    あの桜は、彼女(たち)を癒したのか、それとも――という余白を感じました。

    作者からの返信

    灯梨は頑張りました。すり減ってすり減って、最後には……。
    依凛は、どうなるのか。
    それを想像してほしくて、敢えて描いていません。
    痛いこと苦しいことつらいこと、人と比べて「我慢しろ」。そういう風潮もあるように思います。
    ひとつひとつは小さなことでも、積み重なって、コップの水はあふれてしまうのに。

    自分の部下だったら、自分が会社として訴える!
    →ぜひともうちの店の店長として異動してきてください。切実にウェルカムっ!

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    15歳の頃、親元を離れて学生寮に入った時のことを思い出しました。
    孤独ってホントにひとりでいる時より、集団の中にいる時のほうがズーンとクるんですよね。

    友達とゲラゲラ笑ったり、美しいものを見たりしているのに、心にこびり付いてるあの頑固な孤独、なんなんでしょうね。

    作者からの返信

    tsubori様の言葉は心にしみじみと滲みます。
    大勢の中にいると孤独が際立つ、どんなにたくさんの人に囲まれてもひとりぼっち……そういう感覚はよく分かります。
    我考える、故に我在り。
    他者とは異なる思考を持った生き物として、人類はつねに孤独を抱えているのかもしれませんね。

  • 花明かりを恋うへの応援コメント

    なんとも、美しいのに物悲しい物語ですね。
    桜の妖しさが、一際際立ちます。
    花びらに触れると優しい記憶がよみがえる。
    ロマンチックな話なのに、底には悲しさや寂しさがありますね。

    そしてタイトルが、とても素敵です!

    作者からの返信

    タイトルよいと言っていただき嬉しいです(/・ω・)/

    桜の花は、優しさやら儚さやら恐ろしさやら、いろいろ内包して咲いている気がします……。