第4話 正式なホストファミリーと出会った

 3日間経ち、正式なホストファミリーが決まった。先生から言われて、学校で待ち、ホストファミリーのお父さんを紹介された。

 大柄なお父さんで、名前はロバートと言われた。35歳と若く、家族は奥さんと三人の子供がいるらしい。


 ロバートの家に着いた。そして、奥さんを紹介され、子供三人が紹介された。一番上の男の子は18歳で二人目の男の子が14歳、三人目のジェイドが女の子で11歳だった。申し訳ないが、奥さんと上の二人の男の子とはあまり接点がなくて、覚えていない。


 ロバートはニュージーランド出身で、辞書の翻訳家をしている。何の翻訳家は知らないがそう言う仕事に付いていた。奥さんは生粋のイギリス人で地元のラジオ局の仕事に付いていた。


 みんな、良い人柄だし、快く俺を迎えてくれた。

 父親のロバートは俺がロックミュージックが好きだと言うと、テレビをわざわざ、イギリスのロックミュージャンのチャンネルに変えてくれたりもした。

 ちゃんと言われたのが、タバコは絶対に外で吸う事、遅く帰る時は必ず、すぐに連絡する事を義務つけられた。

 家が綺麗なので、新築なのかもしれない。

 だが、人の家にお世話になり、暮らすのだから、これくらいは当たり前だと思った。


 特徴的にはロバートは185センチくらいの身長で体格もなかなか良い。奥さんは160センチくらいでショートカットの綺麗な奥さんだ。

 一番上の子は体格が良かった。

 2番目の子は眼鏡をかけてて、まだ身長が伸びていないのか、小柄な子だ。

 ジェイドはまだ身長もそこまでではなく、始めはロバートや奥さんの後ろに隠れる、恥ずかしがりやの子だった。


 さっそく、自宅に着いたのが夜だったので、自己紹介を済ませ、食事になった。

 食事はワンプレートでオレンジ色のソースのかかった甘い豆、サラダ、大きなソーセージだった。

 海外はワンプレートが主なのかな?と思って食べると、オレンジソースの豆がぶっちゃけてかなりマズい。

 それ以外は大丈夫だが、とにかくオレンジ色のソースのかかった豆とのフードファイトだった。


 イギリスは食事がマズいと言われてて覚悟してたが、てっきり、味が薄いと言われたフィッシュアンドチップスが出てくると思ったが、違った。


 気合で食べきり、俺の部屋を紹介してもらい、6畳くらいの部屋に机、ベッドがあった。綺麗な部屋なので、荷物を運び、快適だった。


 ロバートと奥さんにホストファミリーになって頂いてありがとうとお礼を言って、その日はゆっくりと休んだ。

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