願いは言葉にすれば叶うという転生石の説明が、ただの設定解説で終わらず、終盤の事故の伏線としてきっちり機能している構成はとても上手い。 抽象的な言い方でも問題ないという一文をあえて挟んでおいて、それを律儀に守ったまま、幼女の登場という全く無関係な文脈で発動させる。 コメディとシリアスの配分も巧で、支部長への報復のようなギャグ的な勢いのある場面と、義理の家族であることに過去葛藤してきたという重みのある描写が唐突に切り替わるのではなく地続きで描かれている。