短所

しまざき。

第1話

ギターを弾いている自分が好きだ。

音楽が好きな自分が好きだ。

音楽の良さを知れた自分に感謝したい。

でも、好きなことはそれぐらい。

あとは、全部嫌いだ。

約束を守れない自分

嘘をつく自分

ずるをする自分

負けたら不機嫌になる自分

相手を困らせる自分

LINEの返信を後回しにする自分

部屋を片付けれない自分

女らしさが良く分からない自分

男らしい自分

友達の愚痴を言う自分

歌が下手な自分

めんどくさい自分。

これ以上ある。嫌いなところ。

何故、人は自分の嫌いなとこがあるのか。

何故、人間はそれぞれ違うんだ。

みんな一緒だったら。

世界中の才能をみんなが貰ったら。

きっとこの世界はどうなっていくんだろう。

運動。勉強。身だしなみ。全て完璧になる。

1時間だけで良いから。

完璧な自分を見てみたいんです。

神様にお願い出来るならしてみたいです。

でも、この完璧な自分もきっと嫌うでしょう。

たまに不器用で誰かに憧れて、それを叶えるために三日坊主でも頑張れる自分が好きだから。

頑張っている自分に音楽を。

大好きなバンドが作った音楽を聴くのが好きだから。

もし、音楽の才能があって、全く同じものが作てたら。きっとその曲は嫌うだろう。

だって、自分が嫌いな奴が作った音楽なんて聴きたくない。大好きだから。響くから。

好きなバンドが作って音楽の方が心に響くんです。

嫌いな自分を少しでも暖めてくれるような音楽。

その感覚が好き。

それで、明日頑張ろうって思える自分が好き。

でも、人って短所いっぱい。

自分しか見えない短所が辛いんです。

その、短所にどれだけ傷付けられたか周りから見れないから。

短所を長所に変えれる人が大好きです。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

短所 しまざき。 @sim-zaki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る