羽鐘司令「クリック……よし……」
スマホ少尉「何か買ったのですか?」
羽鐘「あぁ、青羽隊長あてにハンカチーフをな。多分、相当泣いたはずだ」
スマホ「ハンカチーフって、おじさんですね」
羽鐘「あぁ、おじさんだ。だがな、なんかいいじゃないか。ハンカチよりハンカチーフのほうが、温もりがある」
スマホ「さっきすかしっ屁をして熱さが残っているだけですよね?」
羽鐘「何故、バレた……」
アキヒトのブラフ、さすがですね。
命のやり取りをしている男の迫力は違う。
作者からの返信
ありがとうございます!
そこです!そうなんです。
やはり日常的に命を懸けて戦ってるものからすれば、あんなものどうってことない。この話はサキの立場になって書きました♪
本来ならば白帯上の人類皆に綺麗で安全な環境と医療が提供されるべきなんですよね。
それが出来ない、あるいは敢えてしない。
公共に提供する気がない研究の為に、レアケースだけをモノとして管理保管しようとする。
世界の仕組みそのものが敵の様な、閉塞した感じです。
このエピソードではずっと綺麗な環境が映されているのに、まるで自分の息が詰まっている気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。本来なら白帯の上にいる全員へ、清潔さも安全も医療も行き渡るべきなのに、現実は「できない」か「やらない」か、あるいは「敢えて絞る」方向に傾いている。そこを汲み取っていただけて嬉しいです。
この都市の怖さは、銃弾よりも“仕組み”のほうが先に人を追い詰める点だと思っています。綺麗で整った環境は一見やさしいのに、境界線の外側を「厄介者」として静かに振り分ける。レアケースだけを研究や管理の対象として保管し、公共の側には渡さない——その構造そのものが敵に見える、という閉塞感を描きたかったです。
「画面は綺麗なのに息が詰まる」という言葉、最高の読後感想です。ありがとうございます。