かがくのちからってすげー!
- ★★★ Excellent!!!
いまは にんげんのせなかに はねをはやす くすりが でまわっているんだと!
人間というものは、空に浪漫を、そして翼に自由を求めました。
「翼をください」なんてまんまド直球な歌もあるくらいですからね。
そんな人類は飛ぶ鳥に憧れ、気球に飛行機、ヘリコプターなど、様々な飛行手段を獲得したわけですが、いずれも普段使いの運用には、ちょっと大掛かりな乗り物ばかりだったりするわけです。
もっとコンパクトに、人ひとりを簡単に飛ぶ手段が確立できたなら……やはり翼、翼しか勝たん……助けて青タヌキ!
ということで、ドラ田もびっくりなトンデモ薬物、ハネハエール爆誕です。
精神的な作用でトぶわけじゃありません、物理的に羽が生えるんです。
しかも飛行方法も雑に「念じる」だけ。
助走や羽ばたきも必要ありません。
航空力学どこ行った!
オットー・リリエンタールも草葉の陰でブチ切れていることでしょう。
でも冷静に考えてみてください。
そんなもん背中に生えたら、物理的に邪魔でしょうがない。
狭い個室、例えばトイレになんて入れやしません。
まさか鳥のように飛びながら用を足すわけにもいきませんし。
あれ、これ詰んだか?
そんな誰しも一度は願ったことがある、天使のような羽のある日常風景裏表。
そして最後にはしっかりと「オチ」があります。
是非ともお楽しみください。