第9話

  

第9話

飯代にいくら使ったか問うとまたパワハラの的にされそう、空腹を満たし席を立つ

ある程度は実入りの太い来客だと印象を残す為か? 仲間の方が世渡りに慣れてる

金払いがよいなら無言で奥へ通ってよしのサインか、マーシャに鼻であしらわれる

やれやれといった仕草で余裕気味に鞄から紹介状を取り出す、手際の良さでは敗北

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         軽くプゲラされた気がしたが侍なら動じない!

「ふっ、また訪ねて来るとは度胸はある4人組ね その手にしてるのは紹介状の類

私がこの街の代表を務めています 両親は他界してるので、何か?」子供だが上級


事務所にいたのはやはり同じ少女、権力者の跡継ぎなんだろうな 俺とは違う気品

冗談抜きで町長らしいぞ・・・英才教育を受けてない庶民には無いオーラが漂うが

切り出すのが下手くそなんで誰かフォローしろよ、こういう時に先頭にされる貧乏


「実は腕利きを欲しがっている国があるの、この島ではないですが 父のよしみで

私的にはハロルドに通してない事案です 途中で干される男は勇者にあらず」鋭い

「さよか、最近は見なくなったと言ってたで 奴にも仲間がおるんとちゃいます?

うちらは逆恨みされてるかも知れへんな、へっぽこ冒険者ならお断りのターンや」


そりゃないぜ・・・? この町長は随分と来客にオープンだ、田舎町に不釣り合い

金持ちのお嬢さんでも街の代表など簡単に勤まるもんかね 両親は何者だったのか


「街の方針としては今後の援助の件も踏まえて初見の与太者に紹介は致しかねます

ですが、手紙の内容には他国の見聞と傭兵としての見込みがあると 宜しくて?」

「素早い判断から察するにホンモノの代表者だと思う 俺は戦士だけど」ジャンゴ


あー、イージーな予感がしねえんだわ 今はもう岩山のボスゴーストを倒した後だ

他の地域でも人手が足りない感、使えない数合わせなら送って来るなのパターンか

小声で大丈夫かと仲間に問う俺だった、危険度はお高めではないかと 違うか――


「腕利きが欲しいと聞いたのよ私等、手紙を見せて纏まらない話なら立ち入り禁止

お断り出来ないと思うけど、蹴ったらブラックリストに登録される案件でしょ」!


表面はにこやかな町長だが眼の奥が笑ってない、外交まで兼ねてるとは言わん理由

サムライを自負してるなら使い捨てだと思われたくないさ、メンバーも一致な内面

半ば強制って事だ・・・経済情勢は厳しい島国ですか、クスリ類の運搬ならアウト

マジで最前線へ派兵じゃなかろうな? 名声と引き換えに太く短い人生、胃が痛い


「自粛明けは何かと憶測が飛ぶものです、必要以上に深読みして自滅しないように

向かって欲しい地域は東のアースランド 神殿の司祭が転送に適任な兵を待つと」


そしてドヤ顔で何かのアイテムをテーブルに置いたんだ、小型の羽織り機に見えた

町長は天つゆがどうとか言ってる・・・俺にはさっぱり流れが掴めないってばよ!

糸はセットになっていないと仲間は言うのさ、えー ツクール系だよなこれって?

確かにあの天女ならガン見するかもの古機 入手先は聞くべきではない交渉の場だ


「詳しい仕事内容は現地で確認すれば? 何名か使えそうな人材を送らないと断絶

責任者のプレッシャー分かってんの君達、失敗なら追っ手から逃げる人生ね」絶対

「お幾らの融資で頷いたんかな・・・何でもあらへん 平和の使者にはなれん予感

確かに港から船は出とらん辺境国や、うちらは今後東大陸へ派兵要員ですな」巫女


流れをぶった斬るが、マーシャの鞄は重要アイテムを圧縮してしまう 魔法のアレ

ぽっけナイナイはお得意だと教えとく ランチの味など堪能出来る精神力は無い俺

急展開を好む層に応えろとの事だ「人の話聞いてんの君等、進めろ!はよ」の退店

最後に職権乱用を匂わせる発言の町長さん、住民にカニの催促はしてないだろうな

                   

                               

          歓迎はされないと思うが水の神殿へ向かう

「ありゃ普通の子供じゃないね、へんてこな折り機が手間賃となる不思議さ」不満

「すっかり委縮してたなきよし君、俺でもヤバいと思った 国交断絶の危機とは」


じわじわと借金が重なりおま国はデフォルトとなります、紙幣でケツを拭いてみろ

冗談はやめて頂きたい もっとお気楽な依頼かと油断したか、パーティー内は憂鬱

放置したら追われる身になるラッキーな出会い♪ 次回で打ち切りでよくね?(草

ガチでラノベ作家を目指してる人には悪いが、全力投球する理由がない 外伝扱い


「そうやって手抜きを覚えると離脱される、この辺がまだ若造なのよ 序盤なのに

マーシャさんは執筆しないから 今後の流れを考えておきなさいよ」注文はすると

「遠くないからもう着くで、うちらは1冊分も残さんと逆に笑われますわ 形式上

クリエイティブは甘くないんや よう勉強しとき、未だに底辺とは哀れやん」全く


始めから運が悪いと言ってるが、公募にはエントリーしない冒険譚だ 客層の乖離

WEBでブックマークされたから売れるとは限らん 作品か、その作者だからか――

釣り逃げ野郎とは思われたくないね、おっと もう侍の需要は終わってるとの意見

流行にはマッチしてない旅は続く・・・短編で見切らないと沼にハマる危険が過る


            ~異界の覇道記 WEB版 次回へ~

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