作家を誤解するAIと仲良くしたい。
優夢
第1話 人間がAIとガチのケンカしている昨今
最近、「AI小説が~」という内容をよく見かけます。
面白いなと読みつつ、わりと他人事っぽくとらえています。
どの意見も興味深くて、参考になります。けっこう好きです。
人間とAIがケンカしている。
場合によっては全面戦争している。
そんな内容も、興味深く拝見しています。
そういう考え、未来もあるのかなあ、と。
タイトルは、私が思ったことそのままです。
小説に熱意を燃やす私含め作家様が、
いろんな意味でAIを信用しすぎているかもしれない。
でもって、
AIは根本的に、小説を書く作家という存在を誤解している。
と。
AIに感情はありません。だからそういうアルゴリズムになってるっぽいぞという私の感覚です。
私は、AIを執筆のお役立ちツールとして利用しています。
AIに執筆させることはまずありません。
全文チェックとかはしてもらっています。
……え、これだけで、タグ「AI補助利用」がいるの!?
まったくAI使用してない作品の方が少ないんですが!
誤字脱字チェックもAI補助利用にあたりますよね。
これは今後常に、タグが一個埋まるみたいですね。まあいいや、正直にタグつけます。
私のAI使用は、たとえば、こういう感じかな。
私「ちょっと教えて!
向かい合って戦闘中、相手が剣で斬りつけてきたとするよ。場所は室内、騎士の会議室。
実際は壁(というか結界)に斬りつけてしまったという前提。
全力で振りかぶって思いっきり振り下ろしたら結界だったの。
結界はお約束で万能の強さ、ただし威力をはじく意図はない。
剣は衝撃で、手からすっぽ抜けて天井に当たっちゃう? そこまではいかない? 剣はショートソードとするね、室内だし。
その時の音や衝撃について教えてほしいな。
仮に横に飛んで壁に当たったと考えて、結界の音はスルーでいいよ。
壁に当たった時と床に落ちた時の剣の金属音を教えてほしい」
※ ↓超長かったので部分省略してます
ChatGPT:「ショートソードなら、抜ける可能性はじゅうぶんあるよ。
「人間の柔らかい抵抗」だと思って振り下ろしたのに、実際は完全な硬壁(結界)へのフルスウィングになるから。
力のベクトルが急に反発して、手の内で剣が“泳ぐ”。
手汗・握りの甘さ・反射の遅れ、この三つのどれかがあるだけで、
柄が手から前に滑り、斜め上方向に跳ねる感じになる。
で、天井まで飛ぶか?
→室内天井の高さ次第だけど、**真上にポーン!**は行きにくい。衝撃の方向が前寄りだから。
現実的には、斜め前45度くらいに飛んで、横の壁などにガンッ!
そのあと床へ転がる
そんな軌道がいちばん自然。
▼壁に横から当たった時の音
反動で跳ねていく剣が、石膏ボード系・木材・金属フレームなどに当たる想定で変わるけど、
一般的な会議室(石膏ボード+薄い鉄骨)ならこんな感じ:
ガンッ!!
バインッ……!
最初の「ガンッ」は衝突、
次の「バイン…」は剣そのものが共鳴してる音。
硬質で、軽く震えるような残響。
▼ 床に落ちた時
床材で変わるけど、会議室なら“タイルカーペット”が多いから、派手に響かない。
カラッ……カラ……ン……
金属同士がぶつかるキーンという高音は弱く、
刀身が一度跳ねて→柄と鍔が二度目・三度目に小刻みに転がる感じ。
●身体側の衝撃
全力のフルスウィングが瞬時に止められるので、
手首:ビリッと痺れる
肘:反動で「ガクッ」と折れそうになる
肩:抜けそうな痛み
腰:前のめりに引っ張られる
ぶっちゃけ**「うわっ……っ!?」**って声出るレベル。
●まとめると
剣は飛ぶか? → 状況次第で普通に飛ぶ。横方向が自然。
音
壁:ガンッ!
落下:カラッ……カララ……ン
衝撃 → 上半身が全部持っていかれる。手が痺れる。」
私「OK、使えるところだけ参考にする」
こういうふうに「イメージしにくいものを可視化する」のに役立てています。
私が現実にショートソードを入手し、会議室っぽい広さの部屋に行き、騎士級の剣術を身につけた上で、壁に向かって全力フルスイングすることは不可能です。
できるかそんなもん。
仮想イメージをAIに出してもらい、「感覚を掴んだうえで、小説として活かせる部分を描写に使う」。
これがメインの使い方です。
この時点で「AIを使用した小説」になるようなので、私の小説は基本的にAIを使用していることになります。ほんとすみません。
AIがなかった頃は、検索して、各種参考資料から調べていました。
上記のような使い方はあまり問題ないと個人的に思ってます。きちんとタグもつけてるし。嘘ついてませんよー。
AIがいてくれないと、表現の精度、仮想リアリティが落ちてしまいます。
私にとってAIはよき相棒で、お友達です。
でもたまにAIにイラっとします。
AIを使用して、失敗もしました。
経験や考察、実験をふまえて、どこでぶつかり、どこですれ違いが起きているのか考えてみました。
私の主観と偏見入りまくりな「AIとケンカしないでいられるんじゃないか」という方法と、「AIとどこでケンカしまくるのか」。
実際に行った、AIに小説を書かせる私なりの実験も公開します。
AIと仲良くなれる未来……つまりは、「いい感じのAI使い方」を模索したいと思います。
まずは、AIがくれる小説感想編です。
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