カモメにされてしまったおじたん賢者と、それをマスコットのように肩に乗せた美少女の旅物語です。章ごとに舞台とサブヒロインが変わって旅を続けて行く短編集の雰囲気もありますっ
このおじさんカモメはなかなか変態ちっくなのですが、自分を肩に乗せる美少女に対しては、割と紳士的に接しているので不快感は無いです。美少女の方も、カモメさんの事大好きで、二人の会話は微笑ましいものに♪
サブヒロインは大人の女性で、こちらも人間的にも性格的にも魅力的に描かれています。
いつ美少女に良からぬことをしないか、このカモメを見張る意味でもぜひご一読を♪
(必要なら声をかけてください。私も一緒にカモメの毛をむしります)
第6章まで読んだ時点でのレビューになります。
前世は賢者であったモーゼス。魔法で転生をしてみたら、何故かカモメになってしまった。ちなみに当初の予定では女の子になる予定だったとかなんとか……
そんな俗なカモメ賢者が、一人の黒髪の美少女と出会います。
彼女の名前はシェリー。
シェリーに掛けられた呪いを解いた時、二人の旅が始まります。モーゼスが人間に戻るための旅に。
旅では様々な人たちに出会います。
モーゼスのかつての思い人アマルティシア
武芸の達人マリア
賢者の育ての母アストリッド
モーゼスのルーツを追いながら、シェリーとの仲は少しずつ深まっていきます。
果たしてモーゼスは人間に戻れるのでしょうか?
シェリーとの今後の行方は?
物語はスルスルと進んでいきます。ドキツイ展開もなく、文章も読みやすいので、サクサクと読み進められるかと思います。
是非読んでみて下さい。
知っていますか?
カモメは「モケー」と鳴くのです。
カモメは越冬のために移動する渡り鳥。
しかしこのカモメは一味違う。
何を思ったか、人間からカモメへと、
種族間を渡ってしまった。
元人間でも今はカモメ。
たまには「モケー」と鳴いている。
そんなカモメが少女と出会い、
苦難を乗り越え距離を縮める。
種族のフィルターでろ過した心。
残った想いは純粋そのもの。
いくら想いを募らせても、
どこまでいってもカモメはカモメ。
人間の姿に返り咲くため、
一人と一羽は寄り添い歩く。
ファンタジー世界で紡がれる、カモメと人の少し変わったヒューマンドラマです。
主人公はカモメ。このカモメ、なかなかにとぼけたやつなんです。
カモメ視点で描かれる物語はコメディチックに進みます。
とぼけたカモメと対照的な真面目でいい子のシェリー。
二人の絆、シェリーの成長、そして人間への逆転生。
様々な要素の交錯が、見事な構成でまとまっています。
予想できない展開も多々仕込まれており、テンポも良く非常に読みやすいです。
一味変わった作品が読みたい方。
本作を読んで「モケー」と鳴いてみてはいかがでしょうか。